山陽3000系3050形3072編成4連、デビュー39年目もほぼ原形のまま活躍中

小原正裕（兵庫県）

高速神戸発姫路行きS特急の運用に入った3072編成。側面の表示機は電動式であるが、「S特姫路」の表示がないため「S特急」と示されている。

‘22.8.28　山陽電気鉄道本線 西代

　1983年にデビューした山陽3000系3050形の改良アルミ車の3072編成4連は、デビュー39年目の2022年8月現在もほぼ原形のまま活躍している。外観はテールライトの更新以外はほぼ原形であり、デビュー当時から無塗装のアルミ車体である。前面の表示幕は近年珍しい手動式である。

　車内もロングシートのモケットが更新された以外はほぼ原形で、独特のFRPの化粧板もそのままである。