宮島昌之(石川県)
滑川駅に姿を見せた「雪月花」。あいの風とやま鉄道への本格的な乗り入れが実現した。
‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 滑川
「雪月花」と「一万三千尺物語」の並列停車が市振駅と黒部駅で行われた。
‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 黒部
相手の観光列車からお土産受け渡し式。自ら接客で乗務していた、えちごトキめき鉄道株式会社の鳥塚社長の姿も。
‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 黒部
2022年3月21日および25日、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の共同企画として、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」と「一万三千尺物語」が初めて相互乗り入れを実施した。当初2021年8月に実施する計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になったため、振り替えの形で今回改めて企画されたもの。
「えちごトキめきリゾート雪月花」は『越後・越中紀行』と題し直江津~滑川(折り返し)~魚津間を1往復(往路『たてやまコース』、復路『ひすいコース』)、「一万三千尺物語」は『日本海浪漫紀行』と題し富山~糸魚川間を1往復、それぞれ運転した。各コースの途中、往路は市振駅、復路は黒部駅で両列車がホームを挟み並列停車を行い、利用客相互の交流も生まれた。
過去には、えちごトキめき鉄道の開業準備で新たに導入するET122形0番代(一般車)の試運転を、2014年冬頃から当時JR西日本の北陸本線で行い滑川駅まで走行した実績があるが、今回は「えちごトキめきリゾート雪月花」のET122形1000番代が同じ滑川駅に姿を見せたことになる。なお、直近ではあいの風とやま鉄道の泊駅で、両列車の縦列停車が実現している。
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◆えちごトキめき鉄道「雪月花」×あいの風とやま鉄道「一万三千尺物語」初の相互乗り入れ企画
(2021年8月に実施予定だったが新型コロナ感染拡大により中止となっていた)
◆「雪月花」と「一万三千尺物語」が縦列停車
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