阿武隈急行AB900系の3編成目、甲種輸送

吉田克也（神奈川県）

DE10 1666に牽引されて根岸線内を行く阿武隈急行AB900系。

‘22.1.25　根岸線 本郷台～港南台

　2022年1月25日、福島・宮城両県を走る第三セクター阿武隈急行に新型車両が甲種輸送された。今回輸送されたのはJR東日本E721系をベースに設計され同社の主力となりつつあるAB900系で、今回が3編成目となった。既存のAB₋1編成はアクセントカラーが薄藍色、AB₋2編成は緑色であるのに対し、今回のAB-3編成は黄色となり、同線内ではカラフル感が増してきた。

　同編成は製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場した後、逗子～新鶴見信号場間は新鶴見機関区のDE10 1666が、新鶴見信号場～福島間は仙台総合鉄道部のEH500₋58が牽引した。