E217系、2022年初の長野総合車両センターへの配給輸送

玉木裕一（埼玉県）

長野方面の廃車回送としては、2022年になってから今回の「クラY-10編成」が初めてである｡

‘22.1.19　東海道本線 保土ケ谷～横浜

　2022年1月19日、鎌倉車両センター所属のE217系「 Y-10編成」（11両）が廃車のため大船から長野総合車両センターへ向けて配給輸送された。牽引は、長岡車両センター所属のEF64 1030が担当した。なお、同編成は1月12日の早朝をもって運用を離脱していた。

【編集部追記】Y-10編成は、11両編成中10両（2～11号車）が川崎重工製の2次車で、1号車クハE216-2037だけが同じ川崎重工製ながら5次車という組成だった。これは、増備途中で同号車に元々設置されていた和式トイレを車いす対応大型洋式トイレに変更することになり、当初のクハE216-2010から新製のクハE216-2037に差し替えたため。クハE216-2010は付属のY-129編成の増1号車となり、今も活躍中だ。