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博物館の台車1/名古屋市電3000形

 
69:名古屋市3000形
両端台車

69:名古屋市3000形
連節台車

 名古屋市電の連節車、3000形の台車です。路面電車の連節車と言えば圧倒的な数を誇った西鉄のものが知られていますが、名古屋市電ではそれらより以前、戦時中の軍需工場への工員輸送や、戦後の輸送力不足に対応するため、1941(昭和16)~1948(昭和23)年の間に3形式36編成の2車体連節車を投入しました。その中で唯一現存するものが、このレトロでんしゃ館に保存されている3003号です。
 3000形は1943(昭和18)年から10編成が木南車輌で製造されたもので、台車も同社製。両端は以前紹介した1400形(現・豊橋鉄道モ3100形)のものと同じように1個モーターで出入台側を従軸として車輪径を小さくしたものを履きます。一方、連節部は2個モーターで、2車体1編成あたり50馬力のモーターを4基装備しています。
写真: 2005.11.23 高間恒雄
名古屋市3000形
1970(昭和45)の引退から35年以上を経てもなお美しい状態を保っている3003号。同館では他に1421号、2017号のほか、地下鉄100形2輌、そして100形用の台車(単体!)を展示している。

名古屋市 市電・地下鉄保存館「レトロでんしゃ館」
名古屋市営地下鉄鶴舞線赤池駅下車(2番出入口から徒歩約7分)
詳しくはレトロでんしゃ館ホームページをご覧ください。

参考文献
『名古屋の市電と街並み』日本路面電車同好会名古屋支部(1997年 トンボ出版)

2006.1.31作成

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