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鉄道投稿情報局

富良野から「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗ってみた!

JR北海道 2022.08.17

植松 繁(香川県)

車内には日付入り乗車記念撮影ボードも設置されている。

車内では「ノロッコ号」乗車記念カードも配布される。

ラベンダーエクスプレス&ノロッコ号、2枚の乗車記念カードを合わせると…ある絵図が完成するようになっている。

‘22.8.11 「富良野・美瑛ノロッコ号」車内(3点共)

 沿線には多くの花畑が点在し、春から夏、秋にかけて多種多様な花が咲くことから「花人街道」と称えられる富良野線だが、専用塗色の機関車(DE15 1534)が牽くトロッコ列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は観光客にも人気が高い。トロッコ車内には、日付が入った乗車記念撮影用ボードも設置されており、旅の思い出を記録することができる。

 「富良野・美瑛ノロッコ号」は1~6号(旭川~富良野2本、美瑛~富良野4本)が設定されており、指定席車両(3号車)だけでなく自由席車両が2両連結されているので、富良野や美瑛を観光しながら、運転時刻とうまく合えば気軽に乗車することできる。座席の向きが1号車と2号車では逆になっており、空席があれば好みの座席を選べるのも楽しい。

 なお、夏の観光シーズン、札幌から富良野までは「フラノラベンダーエクスプレス」(担当は札幌車掌所)、その先、富良野線では「富良野・美瑛ノロッコ号」(担当は旭川車掌所)が運転されている。両列車の乗客に喜んでもらおうと、2つの車掌区がタッグを組み、両列車で配布された2枚の乗車記念カードを合わせると、ある絵図が完成するようになっている。

 ただし、ノロッコ号の乗車記念カードは2号(富良野→美瑛)と5号(美瑛→富良野)限定なので、観光と乗車を組み合わせた旅程を組むときは注意が必要だ。

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