神戸電鉄2000系2008編成4連、32年目の2024年もほぼ原形のまま活躍中

小原正裕

準急三田行きの運用に入った2008編成。

‘24.2.11　神戸電鉄三田線 岡場

　神戸電鉄2000系で1992年製の2008編成4連が、2024年でデビュー32年目を迎えた。2000系4連は2010編成と合わせて2本しか製造されず、1994年以降は5000系が増備されたため、少数派のままである。車体も車内も5000系の初期車とほぼ同じであり、番号以外で見分けるのは難しい。制御装置は2000系が抵抗制御で、5000系がVVVF制御である。全車M車の5000系に対し、2000系4連はT車1両を組み込んだ3M1T編成なのが違いとなる。また、同車はデビュー以来、細かな変化はあるものの、ほとんど原形のままである。

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P：上船尋史