原澤昭浩(北海道)
ポリカーボネートの経年劣化で曇りガラス状態になった721系。
‘23.4.29 函館本線 手稲
観光シーズンに入り、JR北海道の列車に乗車すると「窓が汚くて車窓が見えない」と思う方は多いかもしれない。かつで氷塊やバラストで窓が割れるトラブルが多発したため ポリカーボネート板で覆ったのが約20年前、洗車時の水質や洗浄剤により傷がつき、うろこ状の汚れが傷に侵入、除去を繰り返すうちに曇りガラス状になるらしい(編集部註:そういう状態なので、決して洗車不足などではない)。
札幌運転所の水道水に鉄分が多いから傷つきやすいという説もあるが、耐用年数は10数年以上と聞いているため、そろそろ初期の装備車両の交換時期が来ているかもしれない。
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