城端線は開業125周年！ 有志による「鉄道フェスタ2022」開催

宮島昌之（石川県）

レイル・ファン有志が企画し開催された「鉄道フェスタ2022」。写真は会場の一部を撮影。

（旧）加越線運行当時の井波駅全景を再現したジオラマ。背後には当時の加越線の写真も展示された。

‘22.10.23　富山県南砺市 吉江交流センター（有志係員に取材投稿の許可を得て撮影・2点共）

　2022年10月22・23日、富山県南砺市にある「吉江交流センター」で、地元のレイル・ファン有志による「鉄道フェスタ2022」が開催された。

　コロナ禍のため検温・消毒など感染予防に配慮しての開催となったが、多くのレイル・ファンや親子連れで賑わっていた。

　今年は城端線開業から125周年記念企画として開催され、城端線100周年記念で運転されたSL列車や、過去から現在まで城端線の歴史を振り返る鉄道写真、2ヶ所のフロアそれぞれ一面にレイアウトした鉄道ジオラマ模型の展示実演、蒸気機関車のナンバープレートや懐かしい駅構内の案内看板などが展示された。

　また、（旧）加越能鉄道加越線の廃止（1972年廃止）から50年というのにも合わせ、有志が製作した当時の井波駅（現在の南砺市に位置）全景を再現したジオラマも展示されていた。