阪急5300系5301×7R編成の近況

小原正裕（兵庫県）

1972年製でデビュー50周年になる大阪方先頭の5301号。

‘22.10.6　阪急電鉄京都本線 大阪梅田

　阪急5300系は2022年でデビュー50周年を迎えたが、第2編成の5301編成は現在も京都線系統の7連運用で健在である。同編成は昨年に冷房装置が新形に交換された。これで、阪急初の冷房車5200系（すでに引退）に採用され、5300系も増備途中まで採用された旧型の4台搭載の冷房搭載車は阪急からは消滅したことになる。

　また、前照灯がLED化されたほか自動放送装置も近年設置されている。5301×7R編成は5300系で最後まで方向板を採用する編成であったが、2001年頃に前面に大形の表示幕が、側面には表示幕が設置された。車内には情報案内装置が設置された。

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P：大庭裕和