三林　輝（兵庫県）

廃車の進む30系（写真はアルミ車）。

‘11.1.9　大阪市交通局谷町線　天神橋筋六丁目

　千日前線25系のワンマン対応化改造工事の施工や、長堀鶴見緑地線の一部の駅へのホームドアの設置など、話題の豊富な大阪市営地下鉄であるが、中でも谷町線では現在では同地下鉄の営業車輌の中では最古参となった30系が、今なお運用されている。
　昨年度は30000系の増備により、ステンレス車を中心に多数の廃車が発生しており、在籍数は減少しているが、現在、アルミ車が6編成、ステンレス車が3編成在籍しており、最新鋭の30000系と共に運用に就いている姿を見ることができる。
　大阪市営地下鉄は来年度も谷町線への30000系投入を引き続き行なうと発表しており、これによって30系は引き続き順次代替廃車される見込みである。