昭和期の戦前から戦後にかけて製造され、種々雑多な形態を持っていた236両の電車の車体を10年掛けて新しいものに交換し、統一された外観になった東武鉄道の3000系列。これまで本サイ…
text:RMライブラリー編集部 関東私鉄で最長の営業距離を誇り、歴史も長い東武鉄道には、実に多彩な車両が活躍していました。以前の記事でも紹介したように蒸気機関車の牽引する列車が活…
text:RMライブラリー編集部 昭和20年代後半、国鉄では閑散線区向けにバス車体の技術を流用した車体にバス用エンジンを装着した簡易な鉄道車両即ち「レールバス」を開発しました。これ…
都内の浅草駅および池袋駅をターミナルとし、埼玉県や栃木県、群馬県にまで足を延ばす東武鉄道は、関東地方で最も営業距離の長い私鉄として知られています。 しかし距離が長いということは、…
text:RMライブラリー編集部 現代における日本の貨物列車は、ほぼボギー貨車によって行われていると言っても過言ではありませんが、ちょっと前までは「ワムハチ」として親しまれた2軸有…
text:RMライブラリー編集部 国鉄民営化直前の1986年に大部分が廃止された「鉄道小荷物輸送」。形式記号「ニ」の付く客車・電車・気動車はそれぞれ特徴的な外観を持ち、ちょっと古い…
電車の材料が「木製」から「鋼製」に移行しつつあった大正末から昭和の初めごろに、川崎造船所製で生まれた頑丈な電車が各地で活躍していた、ということは以前にもこのコラムで記しています(…
「川造(かわぞう)型」と呼ばれる電車をご存知ですか? 今から90年以上前の大正末期から昭和初期に製造された電車であるため、現役で活躍する車両はすでになく、形を留めるものもわずかです…
平成になってから長大道路橋で本州・四国と事実上の陸続きとなった兵庫県の淡路島ですが、昭和時代には船を使わないと到達できない「離島」のひとつでした。そんな淡路島に昭和の時代、鉄道が…
text:RMライブラリー編集部 国鉄が民営化されてJR各社に移行してから早35年。JR時代にはもう消え去っていた輸送システムのひとつに、「鉄道小荷物」というのがあります。まさに…
電車の車体材料が木造から鋼製へと変わりつつあった昭和初期の時代、当時より日本を代表する車両メーカーのひとつであった日本車輌製造(日車)では、今でいうレディーメイドの車両を各地の私…
鉄道専門誌『Rail Magazine』から派生した、「ちょっと古くて、まとまった資料があまりなかった鉄道路線や車両」を取り上げている『RM LIBRARY』。1999年7月に創…
7月20日より、RMライブラリーの第265巻『日本車輌の標準設計電車(上) ―黎明期の私鉄用鋼製電車―』を発売します。 ▲表紙は1927(昭和2)年の一畑電鉄電化時に新製…
この6月、RMライブラリーの第264巻『105・119系―昭和50年代の1M電車―』が刊行されました。国鉄105・119系電車とは、昭和50年代後半の国鉄晩年期に、車両の老朽化が深…
鉄道専門誌『Rail Magazine』から派生した、「ちょっと古くて、まとまった資料があまりなかった鉄道路線や車両」を取り上げている『RM LIBRARY』。1999年7月に創…
鉄道専門誌『Rail Magazine』から派生した、「ちょっと古くて、まとまった資料があまりなかった鉄道路線や車両」を取り上げている『RM LIBRARY』。1999年7月に創…
text:RML■電車はトラック型でしたけど… 鉄道の世界で「配給車」(形式記号「ル」)と言えば、都市圏で長いこと活躍した「配給電車」を思い浮かべる方が多いことでしょう。その最後の…
text:RML■鉄道で現金を運ぶ…? 日常生活で目にすることがある「現金輸送車」と言えば、民間の警備会社が運行するトラックやバン…(刑事ドラマで襲撃対象になりそうな)というのが一…
text:RML●楽しい修学旅行の思い出 学校生活での一番の思い出が修学旅行…という方も多いだろう。その交通手段としては新幹線が主流だが、定期列車の一部号車を専用に割り当てたものが…