鉄道ホビダス

2006年4月アーカイブ

雄大な富士山をバックに
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2005.2.6
鈴木敏行(神奈川県横浜市)

【ガイド】元京王井の頭線の3000系や貨物列車が、富士山をバックに撮影できる。朝〜午前中、上り列車が順光になる。

【レンズ】75mm

【アクセス】岳南鉄道ジヤトコ前駅から線路沿いに徒歩10分

【国土地理院1/25,000地形図】 吉原

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

桜と愛環列車のジョイント
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2006.4.3
寺沢秀樹(愛知県名古屋市)

【ガイド】街中の高架線が多い愛環線にも桜を絡めることができるポイントがある。車両は2000系の2輌または4輌のほか、昼間帯にはJR東海211系の4輌も撮影できる。レンズは桜を入れるなら50mm、桜以外の季節は100〜200mmで豊田の街並みを背景にした愛環らしい作品をモノにすることができる。なお、この区間は18年度中に複線化工事が始まる予定であり、工事が始まると現在のようなスッキリとした条件での撮影は難しくなるので、早めの訪問をお勧めする。

【レンズ】50mm相当

【アクセス】新豊田駅から徒歩約10分。愛環線の東側を高架橋沿いに新上挙母方面へしばらく進むと左前方にガソリンスタンドが見える広い道路にぶつかる。この道路を左側の横断歩道で少し迂回するように渡り、再び愛環線沿いに進むと途中から急な坂道になる。この坂道を登り切った頂上付近が撮影ポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】豊田南部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

横浜線/成瀬─長津田

甲種回送の行われる日に行きたい
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2005.2.3
鈴木敏行(神奈川県横浜市)

【ガイド】普段は205系の独擅場だが、東急電鉄への甲種回送などがあると、DE10も入線してくる。昼頃が上り列車の光線がよい。甲種回送も通常は昼ごろのスジで行なわれる。

【レンズ】85mmですが標準〜望遠までお好み次第。

【アクセス】成瀬駅から長津田方面に、一旦大きな道をわたり、すぐ左の線路沿いの方に行き。道なりにに徒歩15分。車では東名横浜緑ICから20分。

【国土地理院1/25,000地形図】原町田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

高架線上を行く愛環車輌を撮る
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2005.9.25
寺沢秀樹(愛知県名古屋市)

【ガイド】高架区間が多い愛環線の中でスッキリとした編成写真が撮れる数少ないポイント。100系が引退した今、愛環車は2000系に統一され、バリエーションがなくなってしまったが、昼間帯にJR東海の211系4輌が5往復(高蔵寺〜岡崎間)乗入れている。2000系は2輌での運用が中心だが、朝夕のラッシュ帯には4輌の運用も数多く見られる。後ろには名鉄豊田線の高架橋が通っており、運がよければ豊田線の列車との出会いも期待できる。レンズは200〜300mmがベスト。光線は午前中が順光。

【レンズ】200mm相当

【アクセス】愛環梅坪駅・名鉄三河線の梅坪駅、どちらからでも徒歩約10分。愛環梅坪からは、愛環線の東側を高架橋沿いに新豊田方面へしばらく進むと愛環線がトンネルに入る手前に小さな階段がある。それを登り切ったところが撮影ポイント。名鉄の梅坪からは、愛環線の方向に進み、高架橋に突き当たったところで愛環梅坪からのルートと合流するので、そこを左に曲がって高架橋沿いに進むと前述の階段が見えてくる。

【国土地理院1/25,000地形図】豊田北部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

由布岳を撮るお立ち台
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2005.12.10
熊 博毅(大阪府吹田市)

【ガイド】由布岳と列車を一緒に撮影できるポイントとして昔から有名な場所。菜の花が咲く季節に撮影するのもよし、望遠レンズで山を引きつけるのもよし。いろいろな撮り方ができる。光線は午後が順光。

【レンズ】200mm

【アクセス】由布院駅前を右折し、直進する。大分川の橋を渡ったら、そのすぐ先の路地を右折し、線路にそって進めばポイント。農道を歩きながらベストポジションを探せばよい。レンタサイクルを利用する方法もある。

【国土地理院1/25,000地形図】日出生台

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

清流を駆ける
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2005.12.10
熊 博毅(大阪府吹田市)

【ガイド】日田あたりから久大本線は玖珠川の流れに沿って走るようになるため、至る所で鉄橋を渡る。天ヶ瀬駅から程近いこの場所は、サイドから列車をとらえることができる。清らかな水に映える色鮮やかな列車を撮影するのに格好のポイントである。午後が順光となる。

【レンズ】100mm

【アクセス】 天ヶ瀬駅から国道210号線を日田の方に500mほど進むと橋が架かっており、そこの歩道部分が撮影ポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】天ヶ瀬

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

久大本線/由布院―野矢

由布岳のふもとを行く
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2005.12.10
熊 博毅

【ガイド】豊後富士とも呼ばれる麗峰をバックにして、モスグリーンの「ゆふいんの森」や真っ赤な「ゆふDX」が撮影できる。土地のシンボルである由布岳は、撮影する前に山の形や稜線の広がりなどを確認し、狙いを定めてポジションを決定したい。午後になると列車の正面に日が当たるようになる。

【レンズ】50mm

【アクセス】由布院駅前にあるファミリーマートのところを左折し、さらに郵便局のある十字路を左折して1Kmほど進むと踏切を渡る。そこからさらに1kmほど集落の細い道を進むとT字路があり、右手にお寺が見える。寺の前の踏切付近が撮影ポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】日出生台

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

常磐線/大甕─東海

特急列車の勇姿を正面から撮影するなら
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2002.2.1
木村成崇(群馬県桐生市)

【ガイド】常磐線は海岸段丘を縫って走るので撮影するポイントが少ないのが難点。そんな中、迫力のある列車撮影ができるポイントがこの日立市久慈町5丁目の日立市立赤羽緑地公園の北駐車場裏だ。ここは海岸段丘の段丘崖を大甕側から右カーブしてくる常磐線を撮影するポイントで、651系「特急スーパーひたち」、E653系「特急フレッシュひたち」を正面からの迫力ある写真をモノにできる。写真は上り列車だが、下り列車も十分に撮影可能だ。なお、この駐車場は0:00〜6:30は閉鎖されるので注意。

【レンズ】タムロン28〜300㎜F3.8〜5.6 Aspherical LD (200㎜相当)

【アクセス】旧日立電鉄久慈浜駅【日立電鉄バス久慈浜局バス停】から100mほど行ったところの信号を左折。市道の坂を登り常磐線のガード下をくぐったすぐの信号を左折。100m程のところが撮影地。車では、常磐自動車道日立南太田ICより国道6号線・国道293号線経由で旧南高野駅入口交差点を左折。市道を旧日立電鉄の南高野駅の踏切を渡り坂を登って直進し1kmほど進んだセブンイレブンの交差点(信号付き)を右折。坂を下りて常磐線のガードが見えてきたらすぐ手前の信号を右折。常磐道から約20分ほど。

【国土地理院1/25,000地形図】常陸太田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

上越線/土樽

国境の長いトンネルをぬけた山懐の駅
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2001.10.13
木村 成崇(群馬県桐生市)

【ガイド】「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪國だった。」でお馴染みの川端康成の小説「雪國」。その長い清水トンネルを抜けた新潟側の最初の駅が土樽。この駅はレイル・ファンにとっても大変に有名なお立ち台であり、また観光客や文学ファンの間でも観光地になっています。その土樽駅ですが、昭和57年の上越新幹線開通後は水上〜越後湯沢は完全な過疎化によりローカル線になってしまって、それ以前の特急街道時代とは一転し、昼間は普通列車が2〜3時間に1本程度というさびれた駅になってしまっています。しかし、上越国境越えの要衝ということで駅構内は大変広く、対向式ホームを挟んで上下本線と上下線列車のホームへの待避線を合わせた2面4線の構造になっているので、写真のような本線を通過する列車を撮影するときは大変すっきりとした編成写真が撮影できます。ホームおよびその周辺もさまざまなアングルが楽しめ、初心者からベテランまで誰もが楽しめる撮影地です。もちろん、駅から清水トンネルや新清水トンネルも撮影できます。

【レンズ】シグマ28〜200㎜F3.8〜5.6(150㎜相当)

【アクセス】上越線土樽駅下車。もしくは越後湯沢駅からタクシー。関越自動車道湯沢I.Cから車で約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】土樽

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

朝陽を浴びて宮川を渡るDC4連
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2004.6.4
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】水面から線路上まで高低差があるワーレントラスの宮川橋梁をゆく列車を、道路オーバークロスからお手軽に撮れるお立ち台。早朝のDD51牽引重連貨物も撮影することが出来る。また、周囲を散策していろんな角度から鉄橋を撮影してみてはいかがだろう。三瀬谷駅前には、道の駅「奥伊勢おおだい」がある。周囲の温泉は、宮川に沿い上流へ大台署から県道31号線で西へ約10Km、宮川村総合案内所「もみじ館」の先を左折。「奥伊勢フォレストピア」内「奥伊勢宮川温泉」が日帰り入浴も可(営業時間11:00〜21:00 大人600円)。
 
【レンズ】 67 400mmF4ED (35mm換算 200mm相当)。
 
【アクセス】三瀬谷駅前から国道42号線に出て、大台警察署前を通りすぎ、船木大橋で宮川を渡り右折し三瀬谷ダムを目指す。道路が線路をまたいだところがポイント。三瀬谷駅より約1.5Km。

【国土地理院1/25,000地形図】伊勢佐原

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

穏やかな漁村、潮風に吹かれDCを待つ
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2003.3.30
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】険しい山に囲まれた漁港に面して、二木島駅は位置する。紀勢本線は曽根トンネルを抜け駅構内に入る、そしてすぐにまた逢神坂トンネルに入る。二木島駅は無人駅だが、プラットホームから太平洋を望むことができ、都会の喧騒を忘れ のんびりと過ごせるいいところだ。トンネルとトンネルの間の短い区間だが、桜と絡めた写真を数箇所で撮ることが出来る。写真は二木島駅の新鹿側の逢神坂トンネルを飛び出す国鉄型上り列車を撮影。そのトンネルの斜面には、山の中腹にある荒坂中学校前の見事な桜が咲き誇っている。

【レンズ】67 400mm F4ED (35mm換算 200mm相当)

【アクセス】ニ木島駅下車すぐ。新鹿側、逢神坂トンネル手前。車では国道42号線から国道311号線に入り、二木島駅に至る。

【国土地理院1/25,000地形図】賀田

夙川カーブ
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2006.4.14
熊 博毅((大阪府吹田市)

【ガイド】大阪に向かって大きく右カーブを切っているところをアウトから撮影する。上り列車に対して午前が順光。普通や快速、新快速が頻繁に行きかうため、見ていて飽きないが、画面上からのバランスからいっても、やはり長大な貨物列車がねらい目だろう。

【レンズ】300mm相当

【アクセス】阪急夙川駅から川沿いに南へ歩き、夙川公園の中を進むとJRの線路にあたる。右に曲がり、線路に沿って芦屋方面に進む。公園を出たあたりでJRが大きくカーブしているところがポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】西宮

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

桜街道・阪急神戸線
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2006.4.9
熊 博毅(大阪府吹田市)

【ガイド】阪急沿線には桜の木が多く、春には撮影ポイントとなる所が多い。そのなかの1つ、阪急夙川駅から程近い場所が、このお立ち台。駅から歩いて5分ほどの所にある、線路とオーバークロスする場所から神戸の方に向って100mほどが桜並木となっているので、いろいろな角度から桜とからめて撮影できる。また、オーバークロス部分のそばの斜面にも形のよい桜があるため、それを取り込む形で画面を構成することも可能である。

【レンズ】 100mm相当

【アクセス】阪急夙川駅から線路に沿った形で神戸方向へ歩くと、5分ほどのところに線路をオーバークロスする道路がある。そこの歩道部分から線路を見下ろす形で撮影できる。

【国土地理院1/25,000地形図】西宮

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

桜の夙川堤
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2006.4.9
熊 博毅(大阪府吹田市)

【ガイド】桜の情景写真を撮るのには絶好のポイントで、4月上旬には行楽客でにぎわう。花見の景色を入れ込むのもひとつの切り取り方。ただし、夙川に架かっている鉄橋の長さが車輌1輌分あるか、ないかの長さであるのと、撮影場所が線路から離れているため、列車の接近に気づかないことがあるのが欠点。貨物を牽引する電気機関車を撮影する場合には注意と集中力が必要である。

【レンズ】150mm相当

【アクセス】阪急夙川駅から川沿いに南へ歩き、夙川公園の中を進むとJRの線路にあたる。線路の下を潜り抜けて反対側に渡り、さらに川沿いを南に進むと国道2号線に出る。夙川に架かっている2号線の歩道部分が撮影場所。

【国土地理院1/25,000地形図】西宮

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

中央本線/藤野─上野原

美しい山並を背景に
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2006.3.4
板倉幸弘(神奈川県横浜市)

【ガイド】藤野から国道20号線を下ると線路地盤より国道が上方に逆転、国道沿いから遠方の山々を望める開けたところに出る。午前中が撮影に適す。本撮影地の少し藤野側で国道と中央線が交差(国道が上)しており、上りまたは下り列車に応じて列車側面の撮影が可能です。優等列車、緩行列車、貨物列車等が割合頻繁にくるので興味は尽きない。また、このあたりは鳶が多く飛来しており、静かな環境です。

【レンズ】35mm

【アクセス】藤野駅より国道20号線を西側へ20分程度。車では国道20号線、藤野より数分。

【地形図名】与瀬

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

架線検測車の待機基地にて
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2004.6.27
板倉幸弘(神奈川県横浜市)

【ガイド】横浜高速鉄道に併設されている東急長津田工場は、昭和42年の子供の国線開業時に建設された。現在の恩田駅のやや長津田寄りに位置しており、入れ替え用の旧型車(3000形)も健在。写真は7200形の架線検測車で全線の検査を受け持っている。東急線でのこの形式はこの2輌しかなくなってしまったが、ユニークは色彩を誇る。普段は沿線で遭遇することは稀だが、回送列車に連結し先導することもある。いつまでも活躍していてほしいと願う。

【レンズ】35mm

【アクセス】長津田駅より子供の国方面へ20分程度。線路の両脇に道路あり。工場は沿道から望めます。車では国道246号線から川崎町田線へ入り、町田方へ曲がると工場前に着く。

【国土地理院1/25,000地形図】原町田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

信越本線/豊野─三才

編成重視の直線の築堤
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2005.10.8
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】豊野駅から比較的近く、上り列車を撮影出来るポイント。草が伸びると足回りが隠れるので、時期を見計らって行かなければならない。後ろに鉄塔が入ってしまうのが玉にキズ(?)。撮影対象は、この廃車回送をはじめ、115系、189系、その他臨時列車(シュプールなど)。写真は配9370レ EF64 1031+113系。

【レンズ】90㎜

【アクセス】豊野駅を出て三才(長野)方面へ向かう。大きな交差点をすぎると、左側に入る道があるので、それを左に折れる。線路を渡り、最初の交差点を右gへ。線路と並行し、しばらく行くと撮影ポイントが見えてくる。車だと駅から5〜6分。徒歩だと20分くらい。

【国土地理院1/25,000地形図】中野西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

鹿島鉄道/桃浦

ローカルムードあふれる鹿島鉄道を撮る
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2006.4.22
渡邉健志(神奈川県横浜市)

【ガイド】廃止が申請され、鉄道がなくなることが現実のものになってきた鹿島鉄道です。休日ともなるとカメラを持った同業の方も多くなって来ましたが、まだまだパニックのでは程遠く、ゆっくり撮影が出来ます。写真は桃浦の常陸小川よりで午前中、それも早朝でしか陽が射さない場所です。しかし菜の花と筑波山の取り合わせは素晴らしい限りです。絶対に農地には入らないこと。

【レンズ】135mm前後

【アクセス】駅より5分以内で到着。千代田石岡ICから国道355号線を30分くらい。

【国土地理院1/25,000地形図】常陸玉造

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

大糸線/根知─頸城大野

国鉄色気動車のパラダイス
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2005.12.25
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】新緑・紅葉・新雪どんな季節でもここに来れば、国鉄色キハ52に出会える。大野トンネル出口より頸城大野駅側の平沢第2踏切まで約800m間は、題材に事欠かず、またアングルの宝庫。それまでの田園に囲まれた風景から一転して、周囲に山が迫り山奥という感じをもたらしている。早朝は、特に列車本数が多いので狙い目。

【レンズ】 645 Sonnar 210㎜ F4(35㎜換算 135㎜相当)

【アクセス】駅前の道を線路に沿い、根知方面へ。大野小学校前の交差点を左折、大野第3踏切を渡り線路の東側に出る。線路に沿ってさらに1.6㎞歩き、大野トンネルに入る手前の農道あたりがポイント。車では北陸道糸魚川I.Cよりポイントまで約6㎞。国道148号線を南進し砂利工場 ・「埋立地プラント」の看板の交差点を左折、次に小坂隧道をくぐり、平沢第2踏切に出る方がわかりやすい。周辺は道が狭いので、農作業用車の通行の妨げにならぬように留意いただきたい。

【国土地理院1/25,000地形図】越後大野

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

中央本線/大桑─須原

中央西線 下り列車の定番撮影地
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2006.4.22
寺沢秀樹(愛知県名古屋市)

【ガイド】近年人気上昇中のEF64重連貨物をはじめ、383系しなの、313系、115系(長野色)などの編成写真がきれいに撮影できる。とくに、朝のEF64重連貨物5883列車は晴れれば最高の光線状態で撮影可能。撮影場所の間近まで障害物がないため、レンズは標準から超望遠までお好み次第。ただ、作例ではカットしてあるが、背後に高圧線の鉄塔が建っているので、標準から中望遠で撮影するときは鉄塔の処理に工夫が必要。光線は朝から午前中にかけてが順光。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と1年を通じて季節感あふれる作品をモノにすることができる。

【レンズ】300mm相当

【アクセス】大桑駅から徒歩約30分。駅のすぐ北側を通っている国道19号線を塩尻方面に向かってしばらく歩くと国道の赤い橋(伊奈川橋)と中央線の赤い鉄橋が並んで見えてくる。橋を渡ってすぐのところに右に入る道があり、鉄橋の下を回り込むように進むと正面に斜面が見える。そこが撮影地。車では、名古屋方面からの場合、中央自動車道中津川ICから国道19号線経由で約40分。

【国土地理院1/25,000地形図】木曽須原

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

天拝山・編成写真の定番ポイント
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2006.1.31
熊 博毅(大阪府吹田市)

【ガイド】鹿児島本線、長崎本線、久大本線などの特急をはじめ、普通や貨物までバラエティ豊かに撮影できる。下り列車に対して午後順光。

【レンズ】300mm

【アクセス】原田駅の改札を出たら左に曲がり、線路に沿って北へ歩く。筑豊本線が高架になっている所を潜り抜けて左に曲がり、道なりに進むと鹿児島本線の高架が見えてくる。その下を再度潜り抜け、線路に沿って階段を上ったところが撮影ポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】二日市

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

駆けぬける近鉄特急を狙う
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2005.7.24
木全 啓(愛知県名古屋市)

【ガイド】田園風景の中で「アーバンライナー」、「伊勢志摩ライナー」などが撮影できる。周辺は開けているので、サイドから流し撮りしてもおもしろい。レンズは、標準から150mmくらい。上下線撮影可能で、共に、午後からが順光となる。春から秋にかけては、農作業に従事する方々の邪魔にならないよう留意。

【レンズ】85mm

【アクセス】近鉄桃園駅前の道を東へ進み、小川を渡って1本目を南へ。名古屋線沿いに出て1つめの踏み切りあたりが撮影地。車では伊勢自動車道久居インターを降りて1国道165号線を経由し、久居市街へ。雲出川にかかる大正橋をめざす。三重住友電工裏の神社に駐車スペースあり。神社の裏手が撮影地。

【国土地理院1/25,000地形図】大仰

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

山口線/津和野─船平山

津和野の大鳥居の下をDC駆ける

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2005.11.12
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】新緑も紅葉も美しい津和野の町並み。日本五大稲荷の一つ太鼓谷稲成神社駐車場より津和野の町並みを望む。列車は眼下に広がる山陰の小京都を駆け抜ける。背後には、高さ18mの大鳥居が鎮座する。撮影後は朱色に包まれた本殿を参拝するもよし。

【レンズ】67 400mm F4ED ・×1.4 (35mm換算 280mm相当)

【アクセス】津和野駅から津和野川に沿い県道13号萩津和野線を船平山方面へ。途中観光地を抜け、津和野川を渡り線路をくぐり左折、昭和シェルのガソリンスタンドを越え再び津和野川を渡る。津和野高校前より稲成神社を神社を目指し、高度をかせぐ。神社の駐車場から展望が開ける、ここまで駅から約2Km弱。

【国土地理院1/25,000地形図】津和野

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

あじさいと登山鉄道

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住吉 誠(静岡県富士宮市)

【ガイド】梅雨時になると、どうしても、撮影に出るのがおっくうになりますが、箱根登山鉄道では、梅雨時の季節の花、あじさいを絡めて撮影を楽しめます。夜間には、ライトアップされ、とてもきれいな撮影が楽しめます。

【レンズ】85mm

【アクセス】宮ノ下駅周辺。駐車スペースがないため、箱根登山鉄道利用をお勧めします。

【国土地理院1/25,000地形図】箱根

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

長野電鉄/上条─夜間瀬

高杜山をバックに

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2006.1.29
村松且富(埼玉県所沢市)

【ガイド】高杜山をバックに長電車輌を撮る。線路はほぼ南北に走っているので、終日正面には日は当たる。山をバックにするなら午前中、線路反対側からは午後に編成写真が撮れる。周辺はりんご畑なので、花の咲く時期や、実をつける時期も訪れたい。

【レンズ】 50mm

【アクセス】上条駅のすぐ脇の踏切付近より撮影

【国土地理院1/25,000地形図】夜間瀬

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

総武本線/物井─佐倉

田園風景の中を走ってくる下り列車を狙う
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2004.8.22
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】邪魔なものが一切ない田園風景の中を走ってくる列車を撮影出来る。秋になると写真のように一面黄金色に輝く。列車は成田空港に向かう成田エクスプレスやE217系、銚子方面へ113系やE257系、夏至近くならば72レ(朝5時20分頃通過)なども撮影出来る。レンズは200〜80ミリと好みで撮影可能。しかし、このポイントは一日中光線状態がよくないため、作例のように曇りの日限定となる。写真は1455レ EF65 539。

【レンズ】135㎜

【アクセス】この場所は物井駅と佐倉駅の中間になるが、どちらかと言えば佐倉駅が近い。佐倉駅前の道を物井方面に歩いて行くと、25分ほどでミニストップがある。その横に線路に向かう細い道がある。その道を線路沿いに向かうと舗装されている道から砂利道に変わるところがある。そこがポイントとなる。

【国土地理院1/25,000地形図】佐倉

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

南海本線 鶴原─井原里

南海のエース「ラピート」

南海ラピート .JPG

2006.3.25
浪貝清志

【ガイド】なかなか撮影場所のない南海本線、柵がなくスッキリ撮れます。

【レンズ】85㎜

【アクセス】井原里で下車、鶴原方面に向かいアンダーパスの道を左に、ガソリンスタンドの横を入る、徒歩3分。住宅のつきあたり道で、車は絶対止められませんのでぜひ南海利用でお願いします。

【国土地理院1/25,000地形図】岸和田西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

清流のせせらぎを聞きながら DC特急南紀が駆け抜ける

大内山②.jpg

2004.6
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】 JR東海色ではあるが 国鉄型気動車やDD51牽引重連貨物列車 そして特急「南紀」も走る、紀勢東線。早朝に貨物が走るだけに早起きが必要で 撮影対象は、朝に凝縮される。きらきら輝く大内山川の水面に映る車体を狙ってみよう。大内山駅近くには、グリーンパーク大内山村という宿泊施設があり ここでは牛乳風呂に入ることも出来る(日帰り入浴営業時間 11:00〜15:00 大人 500円)。風呂上りに大内山牛乳、プリンやアイスもおすすめである。

【レンズ】EF24mm F1.4L

【アクセス】大内山駅から国道42号線に出て、梅ケ谷に向かい 途中有名な大内山カーブに立ち寄らず1Km強歩いたところ 大内山中学校前が撮影地。車利用では、伊勢道 勢和・多気I.Cから国道42号線を南下。

【国土地理院1/25,000地形図】間弓

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東北本線/南浦和─蕨

「北陸」を撮る!
北陸 .jpg

香西康史(東京都西東京市)

【ガイド】宇都宮・高崎線の上下線が撮影出来る。手前側を走る湘南新宿ラインも何とか撮影可能。なお背丈以上のフェンスがあるため撮影には工夫が必要。

【レンズ】320mm

【アクセス】南浦和駅西口を降りて蕨方向へ10分ほど線路沿いを歩いた所。車では外環道外環浦和ICから約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】浦和

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

最後の力走する湘南色を、すっきりと撮影できる鉄橋ポイント

IMG_4548tokaidou115.jpg

住吉 誠(静岡県富士宮市)

【ガイド】今湘南色を下回りまで、きれいに撮影できるポイントです。最後のデカ目、クハ115 188の撮影は、お早めに!そのほか、貨物列車、「富士川」、「東海」などの列車の撮影も楽しめます。

【レンズ】 85㎜

【アクセス】興津駅から徒歩約20分、由比寄りに戻ったところ。車なら東名高速道路、東名富士より、国道1号線バイバスを走り、約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】興津

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

長崎本線/喜々津─東園

海沿いの旧線をのんびりと走るローカルDC

東園③ .jpg

2004.1.3
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】長与回りのこの線は、優等列車も無く 各駅停車のみ運行。長与駅から先 長崎までの列車もあるが、喜々津-長与駅間の この撮影地を通る列車は更に列車本数も減る。しかしながら、非電化区間に入ると喜々津から大草駅先まで潮風に吹かれ車窓に大村湾を望める。

【レンズ】67 400mmF4ED(35mm換算 200mm相当)、85mm〜。

【アクセス】海沿いの東園駅に降り立つと、駅前に自動販売機も無いプラットホームだけの無人駅だと痛感する。駅前の道を国道207号線まで上っていき、国道を喜々津方面に2Kmほど歩いた眺望の開けたところが撮影地である。また、東園駅の大草寄りにも海を入れて俯瞰出来るポイントがある。車では、長崎道諫早I.Cより10Km弱。

【国土地理院1/25,000地形図】大村

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

土讃線/黒川─讃岐財田

夕陽を浴びて、桜の上空を渡る

黒川 .jpg

2006.4.8
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】DC特急王国、土讃本線。その鉄橋のたもとに見事な桜。鉄橋をはさんで東側・西側に咲いている。午後、列車サイドに陽が当たる。特に夕刻は、斜陽で更に桜をその光で美しく際立たせる。また、車利用ならば、黒川駅からどちらも約5㎞のところに日帰り入浴の温泉がある。野口ダムのほとり、「塩入温泉」(営業時間10:00〜21:00 大人 500円 水曜休館)あり。道の駅「たからだの里・さいた」公園内に、「環の湯」(営業時間 9:30〜21:00 大人 500円 月曜休館)あり。なお、黒川駅前にはまるで店はないので要注意。

【レンズ】EF300mm F2.8L IS

【アクセス】黒川駅下車、黒川駅の近く讃岐財田側の鉄橋をサイドから撮影、(道路にかかる橋前後から)。

【国土地理院1/25,000地形図】福良見

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

土讃線/坪尻─箸蔵

四国霊場のお膝元の桜並木をゆく単行DC

箸蔵 .jpg

2006.4.8
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】土讃本線での桜の名所。数百メートルの桜並木を画角を変えていろんなバリエーションで桜と列車を絡めて撮影可能な場所。「しまんと」・「南風」といったDC特急も、ほぼ一時間ごとにやって来る。下り列車に対して、午前中が順光。国道の山側には、箸蔵山が迫りロープウェイで四国霊場「箸蔵寺」に登り、参拝そして眼下に吉野川を望むのもよかろう。ロープウェイ「登山口」駐車場内には、トイレ・飲料水自動販売機完備。また、撮影地の真上には、うどん屋が9時30分より営業しており、讃岐うどんを食すことも出来る。

【レンズ】EF300㎜F2.8L IS

【アクセス】箸蔵駅前より国道32号線を坪尻側へ600m、徒歩7分、箸蔵山ロープウェイ登山口前へ。国道から線路に向かう階段を下りたところが撮影地。徳島道 井川池田I.Cより10㎞弱。

【国土地理院1/25,000地形図】阿波池田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

土讃線/豊永─太田口

ボリュームいっぱいの桜とDC特急

豊永 .jpg

2006.4.8
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】豊永─大田口といえば、棚田を配した俯瞰が昔から有名だが、ここでは駅から近く桜と列車が撮影出来るお手軽ポイントを紹介。午後からの列車が順光。また、豊永駅構内の桜並木も見ごたえがある。

【レンズ】EF70-200mm F2.8L IS (135mm相当)

【アクセス】豊永駅から約400m、駅前の道を高知方面へ、小さな橋を渡った橋のたもとから撮影する(国道439号と国道32号が交差する踏切から)。車では高知道大豊I.Cより国道32号を阿波池田方面へ10㎞強。

【国土地理院1/25,000地形図】東土居

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

中央西線/大曽根─千種

中央西線名古屋口撮影地

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木全 啓

【ガイド】中央西線名古屋口上り列車がターゲットとなる。写真の「ワイドビューしなの」はじめ、各種団臨、話題の113系・EF64貨物も撮影可能。使用レンズも標準から300㎜くらいまでと思いのまま。お手軽に編成写真が撮影可能だ。団臨は、大曽根駅の待避線で長時間停車することがあるので、時間には注意を。

【レンズ】135㎜

【アクセス】JR大曽根駅西口を出て左へ、すぐの1本目を左へ、線路沿いに出るのでそのまま南へ。右手に見えてくる「東土木事務所」の向かいが撮影地となる。駅周辺にコンビニなどあり。車では出来町通り「新出来」の交差点を東へ、2本目の信号を越えてすぐを北へ、左手に見えてくる「東土木事務所」の前が撮影地。狭い道路なので、路上駐車はやめていただき、駅周辺のコインパーキングをご利用いただきたい。

【国土地理院1/25,000地形図】名古屋北部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

住宅密集地の世田谷線で空を背景に撮る
12.jpg

2006.1.22
酒井敏寛(東京都世田谷区)

【ガイド】ほぼ全線にわたって住宅地の中を走る東急世田谷線。その中で少しでも開けた雰囲気で狙えるのがこの場所。ちょっとしたサミットを過ぎて1000分の30という急勾配を下ってくるところがポイント。撮影地となるのは踏切で、カーブの外側から200㎜以上の望遠レンズで狙うと列車の後ろに空が広がる。午前中から正面に日が当たるが、サイドに光が回り始める昼前がおすすめ。玉電塗装になった301号だけでなく、その他の広告電車も期間限定のものが多いのでまんべんなく押さえておきたい。

【レンズ】200㎜

【アクセス】世田谷線山下駅から松原駅の方向に線路沿いを歩いて一つ目の踏切。徒歩1分。踏切近くにコインパーキングあり。周辺道路は狭いため路上駐車は厳禁。

【国土地理院1/25,000地形図】東京西南部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

土讃線/土佐穴内─大杉

急峻な渓谷をゆく、DC特急

土佐穴内.jpg

2002.11.4
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】渓谷に吹く風を身に受けながら、眼下に模型のごとく走るディーゼル特急を望む。新緑の折または紅葉の時、さまざまな彩りが山々に展開する。澄み渡った青空は、碧水の水面を一層際立たせる。下り列車だけでも1時間ごとに、特急南風号が往来する。天候のいい日は、緑多き山中で撮影がてら森林浴。ゆっくり過ぎ行く時間に身を委ねる休日がそこにある。秋の穴内も鮮やかだ、されど険しい山々に囲まれて日照時間には要注意、秋の旬は意外と瞬間かもしれない。次の列車は、アンパンマン塗装がやって来た。

【レンズ】67 400mmF4ED(35mm換算 200mm相当)

【アクセス】駅前の細い道を大杉方向に歩き、踏切を渡りひたすら高度をかせぎ約2㎞。道から大歩危方向の眼下に眺望が広がる。車では高知道大豊IC下車、国道32号を少し北上、穴内川を渡り土佐穴内駅前に出る。駅前からは、対向する場所があまりない細い道を延々高度をかせぐ。撮影地周辺も、狭いので通行の車の妨げにならないよう駐車には十分留意していただきたい。

【国土地理院1/25,000地形図】

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

築堤を駆け下る定番ポイント
6050系

2006.3.16 RM

【ガイド】板荷からの小さな峠を越え、築堤上を駆け下る下り列車を撮る、東武日光線の定番ポイント。100系“スペーシア”の<きぬ><けごん>やJR485系による<日光><きぬがわ>はもちろん、日光・鬼怒川・会津方面併結の6連で走る6050系区間快速の雄姿もぜひおさえたい。午前中がほぼ順光。JR485系の<日光1号>(新鹿沼8:44→下今市9:00)の撮影には好適であろう。オーソドックスに撮るのならば標準から中望遠系だが、見通しがよいので、例えば超望遠レンズでの上り列車の流し撮りなど、各自の創意工夫次第で絵作りの幅は広がるだろう。撮影場所は道路沿いなので自動車、特にトラックの通行には注意。また、道路と線路の間は畑なので絶対に立ち入らないこと。なお、下小代駅の浅草寄りの踏切近くに商店がある。

【情報】最寄りの下小代駅には昭和4年の日光線開通当時からの木造駅舎が残っており、訪問の際には必見。

【レンズ】85㎜相当

【アクセス】下小代駅下車。駅前の道を左に進み、T字路を左。駅浅草寄りの踏切を渡って一つ目の角を右へ。線路沿いに進んで鉄橋の下のT字路を左へ進んですぐ。駅から余裕を持って10分弱。

【国土地理院1/25,000地形図】文挾

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

峠へダッシュ「SLばんえつ物語号」
山都04.05.1603.JPG


2005.5.16
矢野登志樹(神奈川県川崎市)

【ガイド】煙確実の定番ポイント。風のある日は一ノ戸川橋梁よりこちらに人気がある。山都で10分停車したC57 180牽引の「SLばんえつ物語」号は、最後の峠となる慶徳トンネルまでの連続11.4‰の勾配に備え、一ノ戸川に架かるアメリカ製の下部トラス橋あたりから猛然とダッシュする。力強い走りが堪能できる区間だ。撮影場所は広いので、線路際、斜め前、真横と制約を受けることなく、レンズも標準から中望遠とお好みで選択出来る。撮影後の空腹は、山都へ戻れば「蕎麦」が、喜多方へ抜ければ「喜多方ラーメン」が満たしてくれる。

【レンズ】70㎜相当

【アクセス】山都から喜多方方面に道なりに進み、太田橋を渡った後、磐越西線の鉄橋をくぐり、坂を登り切ったあたり(約5㎞)。車では磐越道「会津坂下IC」から約10分。

【国土地理院1/25,000地形図】喜多方西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

丹沢をバックにした小田急線のハイライト

渋沢─新松田.JPG

矢野登志樹(神奈川県川崎市)

【ガイド】直線の築堤を行く下り電車が狙える。メインはVSEを始めとするロマンスカー5形式。光線は午前中がベスト。お天気が良ければ、バックに日本100名山のひとつ「丹沢山(1567m)」を写しこむことができる。季節ごとに梅や新緑、水田等がアクセントとなる。

【レンズ】50㎜相当

【アクセス】渋沢駅より国道246号線を沼津方面に進み、四十八瀬川を渡る橋の下の道を、進行方向に行くと、踏切があるので、その踏切を渡ったあたり(約2.5㎞)。車では東名高速道路「大井松田IC」から約5分。

【国土地理院1/25,000地形図】秦野

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

小湊鐵道/馬立

四季折々、表情豊かなのローカル鉄道

小湊鉄道の春 馬立駅 2004.4.3.JPG

2004.4.3
木村忠吾(東京都港区)

【ガイド】首都圏近郊にあってローカルなムードが人気の小湊鉄道、多くの駅に桜の古木があり4月上旬は見事な花を咲かせるが、馬立駅は菜の花が彩りを添える。初夏は新緑や水を張った水田など、季節感溢れるロケーション。

【レンズ】300㎜以上

【アクセス】馬立駅周辺。車では館山道市原ICから20分。

【国土地理院1/25,000地形図】姉崎

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

踏切からすっきりとした編成写真を撮る

信濃平〜戸狩野沢温泉.jpg

2005.5.2
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】信濃平駅から比較的近く、きれいな編成写真を撮影することが出来るポイント。田んぼの中を走ってくるところを狙えるが、夏は線路際の草が車輌の下回りを隠す。写真は回9633レ。DD16 303+「浪漫」。

【レンズ】100㎜弱

【アクセス】信濃平駅を戸狩野沢温泉方面へ。線路とほぼ並走している道路を7〜8分歩くとポイントの踏切が見えてくる。

【国土地理院1/25,000地形図】往郷

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

湖西線/蓬莱─志賀

琵琶湖をバックにバラエティー豊富な被写体を

蓬莱-志賀.jpg

2004.3
和田 浩(奈良県奈良市)

【ガイド】 一日居ても退屈しません! ボンネットはなくなったがいまなお現役国鉄色485系「雷鳥」、ブルートレイン「日本海2・4号」、「トワイライトエクスプレス」や、117系オリジナル塗装、貨物列車とバラエティーに富んだ被写体の宝庫。午後から順光で青い琵琶湖バックもいいが、私は個人的に朝焼けに染まる琵琶湖が大好きです。

【レンズ】 EF70─200㎜F2.8L IS (135㎜相当)

【アクセス】徒歩によるアクセス:両駅からの中間地点、駅から約1.5㎞。蓬莱駅前から国道161号線を歩き、野離子川を渡り、びわ湖バレイスキー場入口前を更に数百メートル志賀寄に歩いたところを右側(湖側)に入ったあたりが撮影地。撮影地の国道をはさんで比良山側には公園があり、駐車場にトイレが完備されています。国道沿いびわ湖バレイスキー場入口前には、コンビニあり。同じく志賀駅前交差点にもコンビニあり。車なら2005年8月1日より無料開放された湖西道路を志賀ICで降りるのが便利。

【国土地理院1/25,000地形図】比良山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

信越本線/新井─二本木

林をバックにした直線の築堤で「二本木貨物」等を撮影
新井〜二北撕・・韃.jpg

2005.11.6
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】緑の中を走りぬける上り二本木貨物が撮影出来る。このポイントから先は撮影ポイントがほとんどないため、貴重なポジションだ。住宅地の一角からの撮影とは思えない背景だが、すぐ右端には一戸建てがきれいに並んでいる。撮影の支障になるものはほとんどなく、唯一うるさいのが新井よりにある看板だが、その看板もここではあまり目立たない。撮影列車は「二本木貨物」、115系、189系快速「妙高」など。写真は4380レ EF64 1035+EF64 1024

【レンズ】80㎜

【アクセス】新井駅前の線路と並走している道を二本木方面へ向かう。交差点を左にまがると道路が線路をくぐる。最初の信号を右に。警察署の先が三叉路になっている。まっすぐ進み信号を右に曲がる。道なりに。2つ目の交差点を右に曲がると踏切があり、そこがポイント。車は踏切の手前に2台ほど止めることのできるスペースがある。

【国土地理院1/25,000地形図】新井

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

上下列車ともすっきりとした編成写真が撮れる

戸狩野沢温泉〜信濃平.jpg

2005.5.2
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】 信濃平駅から比較的近く、綺麗な編成写真を撮影することが出来るポイント。ポイントは信濃平〜戸狩野沢温泉の逆アングルとなる。バックに山が入り飯山線らしい絵になる。この回9136レは夕刻にくるために、晴れれば光線状態は最高で夕日を浴びながら走ってくる。写真は回9136レ DD16-303+浪漫。

【レンズ】 100ミリ

【アクセス】 信濃平駅を戸狩野沢温泉方面に向かって歩く。線路とほぼ並走している道路を7〜8分歩くとポイントの踏切が見えてくる。車の場合、道路は幅が広いが、通行の邪魔にならないようにしたい。

【国土地理院1/25,000地形図】往郷

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

終着駅を目指す寝台特急富士の最後の力走

日豊本線 東別府〜西大分.jpg

後藤中也(千葉県千葉市)
2005.8.27


【ガイド】すばらしい景色の中を走りぬける下り列車を撮影出来るポイント。別府の山と海とを絡められる。撮影場所は非常に狭く山の中からの撮影になる。ポイントのすぐ後ろに砂利道があり、そこを上ってくる。作例の場所は邪魔なものはないが、すぐ下は崖、注意しよう。撮影対象は貨物列車や特急列車、「富士」など。写真は41レ。ED76+24系「富士」

【レンズ】 80㎜

【アクセス】 東別府駅と西大分駅の真ん中で、歩いて行くには40分ほどかかる。国道10号線をひたすら歩くだけと、行き方自体は簡単だが、撮影地に行くまでは遠いので、車の利用をお勧めする。車での行き方(大分方面から向かって行く場合)は10号を走っていると田ノ浦ビーチ(作例右横に写っている)が見えてくる。その手前に左(線路方面)に曲がれる道があるので曲がる。しばらくすると上下線を潜り、山を登る道があるのでそれを進むと、採掘所のようなトラックが止まっている工場のようなものがある。その手前に車2台ほどが止められるスペースがある。車の往来は滅多にない。

【国土地理院1/25,000地形図】別府東部

石北DD51貨物、ここならPPがキレイに入る!

留辺蕊─相ノ内.JPG

2006.1.22
芝山喜久男(東京都目黒区)

【ガイド】 山越え区間は徒歩でのアクセスがハードで、平坦区間では線路至近に電柱が並行することの多い石北本線で、プッシュプル編成を素直に捉えられるポイントのひとつ。朝の下り列車が順光で、昼頃まではサイドに日が当たる。国道39号線のオーバークロス上からの撮影で、午後は国道の逆側から、上り列車が順光となる。曇天の場合は、PPのどちらが原色機かによって、後追い撮影に切り替えることもできる。

【レンズ】 85㎜相当

【アクセス】 留辺蘂駅から国道39号線に出て、3㎞ほど北見方面へ。車では北見市内より約30分、女満別空港より約80分。

【国土地理院1/25,000地形図】 留辺蘂東部

ぶどう畑越しに甲府盆地を入れた俯瞰ポイント

DSCF1823F.jpg

2006.4.3
村松 功(東京都三鷹市)

【ガイド】甲州ぶどう産地の中心である勝沼は、笹子峠をトンネルで抜けた中央本線下り列車が、甲府盆地東北部の塩山に向けて勾配を下る途中にある。かつてはスイッチバック駅だった勝沼駅は、勝沼ぶどう郷駅と名前を変え、今は勾配途中の通過駅となった。線路沿いに桜の並木があることで知られる勝沼ぶどう郷駅から、塩山方向に700〜800m歩くと丘の中腹の県道から、ぶどう畑と中央線の線路越しに甲府盆地の石和方面を見渡せる場所に出る。E257系の「あずさ」「かいじ」、E351系の「スーパーあずさ」に加え、EH200やEF64重連が牽く貨物列車が登って来るのを捉えることができる。光線は午前中が順光。

【レンズ】横位置で編成全体を入れるには28〜35mm程度の広角が便利。

【アクセス】勝沼ぶどう郷駅を出て、線路に沿って北へ向かい、「ぶどうの丘」から来る道路に突き当たったら右折。陸橋で中央線を超えて、最初の十字路を左折。道なりにしばらく進むと、線路を俯瞰する場所に出る。駅からゆっくり歩いて10分ほど。

高崎機関区─高崎(操)

高崎機関区から出区する機関車を撮影できる
高崎機関区〜高崎操作場.jpg

2005.5.29
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】機関区からの連絡線は本線をくぐる。地上に出てきたところを狙う。写真の位置で一旦停止するので、慌てず撮影することができる。写真手前に移っているのが上り本線で、柵越しに撮影するのだが、柵があるとはいっても、上り列車接近時は柵から離れて欲しい。写真は5760レ EF64 1013+EF65 541(回送).

【レンズ】90㎜

【アクセス】高崎駅前の道を倉賀野方面へ行き、国道17号線方面へ向かう。17号線の陸橋をくぐり600mほど進むと、左に曲がり線路方へ向かう道路がある。ここを折れると、高崎線をまたぐ陸橋へ行く道と線路沿いに行く道と分かれるので、線路沿いに行く。道なりに進むと目の前に操車場が見えてくる。交差点を左に曲がると線路をくぐる道路があるのでそれを進む。線路をくぐり、左に折れ上って行くとそこがポイントとなる。車の場合も同様。

成田線/木下─小林

恒例成田臨の定番ポイント

恒例成田臨の定番 2005.1.JPG

2005.1
木村忠吾(東京都港区)

【ガイド】機関車牽引列車がなくなった成田臨、かつてに較べて人気はいま一つであるが、それでも国鉄色の183系・189系などが入線する週末は結構な賑わいとなる。直線でスッキリと編成が収まる好ポイント。画面の左奥にはインカーブを狙うファンの姿が見える。

【レンズ】50mm相当

【アクセス】小林駅から徒歩15分。

【国土地理院1/25,000地形図】小林

羽越本線/金塚─中条

ストレート区間を正面がちに撮影できる

金塚〜中条.jpg

2006.3.19.
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】 中条駅からすぐのポイント。踏切から上り(新潟方面行き)を撮影することが出来る。駅発車のために煙が期待出来る。しかし海から5kmと離れていないので、海風に煙が流されてしまうこともある。蒸機は年2回(2005年)運転されている。蒸機以外には日本海縦貫貨物(EF81やEF510)、特急「いなほ」などを撮影することが出来る。写真は9942レ C57 180+ばんえつ物語編成「SL村上ひな街道号」。

【レンズ】90㎜

【アクセス】中条駅を出て国道7号を金塚駅方面へ歩いて行く。しばらく歩くと細い道が線路に向かってあるので、それを線路方面に行くと踏切がある。そこがポイント。車の場合も同じく細い道を入り踏切を渡る。踏切の両サイドに車を1台ずつ止められるスペースがある。

新金線/金町─新小岩操

新金線有名ポイントの一つ

金町〜新小岩操.jpg

2006.3.22
後藤中也(千葉県千葉市)

【ガイド】 金町から新小岩(操)に向かう貨物列車などを撮影する。ポールが若干うるさいが、貨物線らしいポイントだ。一日中あまり光線はよくない。1455レ〜73レはトップライト気味。工臨に関しては完全にトップになってしまう。曇りの日がよいだろう。。写真はEF64牽引、工9872レ。

【レンズ】80㎜

【アクセス】小岩駅を出て国道14号線を新小岩方面へ。上一色橋東という信号を左に曲がり、総武線沿いの信号を右に、突き当たりを左に曲がる。橋に至る道上り坂。橋を渡り最初の交差点を右に。突き当たりが工事事務所になっているので、事務所脇に土手に上れる道があるので、上ると鉄橋が見える。そこがポイントだ。車だと千葉方面から来る場合は、徒歩と同じ道でくることが出来る。東京方面からだと、環状7号線の陸橋をくぐりしばらく行くと橋があるが、その手前に、上らず川の横に行ける道があるので、それを曲がり、突き当たりを左に折れると、工事事務所の前に出られる。この橋の横道は非常に見つけずらいので注意。