中央西線 下り列車の定番撮影地
2006.4.22
寺沢秀樹(愛知県名古屋市)
【ガイド】近年人気上昇中のEF64重連貨物をはじめ、383系しなの、313系、115系(長野色)などの編成写真がきれいに撮影できる。とくに、朝のEF64重連貨物5883列車は晴れれば最高の光線状態で撮影可能。撮影場所の間近まで障害物がないため、レンズは標準から超望遠までお好み次第。ただ、作例ではカットしてあるが、背後に高圧線の鉄塔が建っているので、標準から中望遠で撮影するときは鉄塔の処理に工夫が必要。光線は朝から午前中にかけてが順光。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と1年を通じて季節感あふれる作品をモノにすることができる。
【レンズ】300mm相当
【アクセス】大桑駅から徒歩約30分。駅のすぐ北側を通っている国道19号線を塩尻方面に向かってしばらく歩くと国道の赤い橋(伊奈川橋)と中央線の赤い鉄橋が並んで見えてくる。橋を渡ってすぐのところに右に入る道があり、鉄橋の下を回り込むように進むと正面に斜面が見える。そこが撮影地。車では、名古屋方面からの場合、中央自動車道中津川ICから国道19号線経由で約40分。
【国土地理院1/25,000地形図】木曽須原
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。