峠へダッシュ「SLばんえつ物語号」
2005.5.16
矢野登志樹(神奈川県川崎市)
【ガイド】煙確実の定番ポイント。風のある日は一ノ戸川橋梁よりこちらに人気がある。山都で10分停車したC57 180牽引の「SLばんえつ物語」号は、最後の峠となる慶徳トンネルまでの連続11.4‰の勾配に備え、一ノ戸川に架かるアメリカ製の下部トラス橋あたりから猛然とダッシュする。力強い走りが堪能できる区間だ。撮影場所は広いので、線路際、斜め前、真横と制約を受けることなく、レンズも標準から中望遠とお好みで選択出来る。撮影後の空腹は、山都へ戻れば「蕎麦」が、喜多方へ抜ければ「喜多方ラーメン」が満たしてくれる。
【レンズ】70㎜相当
【アクセス】山都から喜多方方面に道なりに進み、太田橋を渡った後、磐越西線の鉄橋をくぐり、坂を登り切ったあたり(約5㎞)。車では磐越道「会津坂下IC」から約10分。
【国土地理院1/25,000地形図】喜多方西部
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。