DT44 TR227 / JR四国キハ47形 (国鉄・JR形式)

TR227
1977(昭和52)年に誕生した国鉄40系気動車は当初、暖地型のキハ47形0番代と酷寒地型(北海道向け)のキハ40形100番代が登場した。暖地型には55系や20系気動車から続くDT22系をベースとしたコイルばね台車DT22D/TR51Cが組み合わされたが、酷寒地型には新系列の空気ばね台車DT44/TR227が製作された。一般型気動車用の空気ばね台車としてはキハ66・67のDT43/TR226に次ぐ2例目であったが、軸ばねは当時の国鉄用台車としては珍しく、ウイング ばねではなく軸箱直上にエリゴばねを配した軸ばね式となった。
このDT44/TR227は続いて登場した寒地型(キハ40形500番代、キハ47形500+1500番代)にも採用されたものの、酷寒地、寒地型ともに1979(昭和54)年登場の増備車からは円筒 案内式軸箱支持のDT44A/TR227Aへ移行、形式上は派生形式ながら軸箱支持方式の変更により外観は大きく変わった。
従ってDT44/TR227を履いて登場した車輌はキハ40 101~116・501~520およびキハ47 501~505・1501~1505の計46輌のみであり、製造初年が1979(昭和54)年のキハ48形にはもとより存在しなかった(ただし当該のキハ40の一部が“リゾートしらかみ”改造時にキハ48に形式変更されている)。
写真はJR四国キハ47 1503のもの。DT44/TR227を履くキハ47は分割民営化時に全車JR四国の承継され、現在徳島運転所に配置されている。
軸距:2100mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:空気ばね
写真:2006.9.21 徳島 高橋一嘉
2006.12.19作成
参考文献
「最後の全国区気動車キハ40」岡田誠一(RailMagazine242号所収/2003年 ネコ・パブリッシング)
これまでに収録した国鉄気動車関連の台車へのリンク
これまでに収録したJR四国関連の台車 DT22G DT55 S-DT65 S-TR65
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