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FS507(両端M台車/882) 写真:2003.5.10 競輪場前 高橋一嘉
FS007(連節部T台車/882-883) 写真:2003.5.10 競輪場前 高橋一嘉
1980(昭和55)年に登場した名鉄美濃町線用の連節車モ880形の台車。モ880形は岐阜600V線区用としては1957(昭和32)年に登場したモ590形以来の完全新造車であり、空気ばね台車、カルダン駆動(TD継手)、ともに同線区では初の採用であった。台車枠はプレス鋼板溶接組立。端台車がM、連節台車がTの配置で、基礎ブレーキ装置はMTとも踏面片押し。
モ880形は2005年の美濃町線廃止により全車福井鉄道に譲渡されている。
軸距:1700mm 車輪径:660mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:空気ばね
2007.11.1作成
参考文献
「名鉄美濃町線モ880形新造車の概要」柚原 誠(『鉄道ピクトリアル』383号所収/1980年 電気車研究会)
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