ND-108(クハ82)
ND‐108A(モハ203-1-モハ203‐2)
軸距:2200㎜
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
1959(昭和34)年に登場した福井鉄道の急行用連接車モハ200形用として製造された台車。両端のND-108がM、連接部のND-108AがT。基礎ブレーキ装置はND-108が踏面両抱き、ND-108Aは1軸2枚のディスクブレーキで、側梁の形状の違いや前後の配線つなぎ箱など、ずいぶん違う。
現在、モハ200形のM台車はDT21Bに振り替えられ、オリジナルの台車は連接台車のND‐108Aのみ。その後、ND-108はクハ82が履いていたが、これもすでに廃車となったため、現在は使用されていない。
2012.9.2 市役所前 P:高橋一嘉
2012.10.9作成
参考文献
『日車の車輌史 図面集-戦後私鉄編』『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998・2000年 鉄道史資料保存会)
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福井鉄道
C-9 FS363 FS363T FS507 FS007 FS567 ND‐108 ND-108A
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