市街地近くの広大な田園地帯で381系「こうのとり」を撮る
2012.8.19
中司純一(兵庫県)
【ガイド】三田駅の南、「桑原踏切」の周辺は、三田駅から徒歩圏内ながら、線路両側に田園が拡がる魅力のスポット。初夏には水鏡、盛夏には瑞穂を前景としたスケールの大きな構図が得られる。三田8時52分(平日は8時50分)発の3006Mは、現在国鉄色381系FE編成が充当されており、多客期ならば、6連で走行するシーンが見られる。晴れた日なら青空を強調するもよし、前景の田の表情を強調するのもよい。線路の北東側からのアングルであるため、光線は陽の長い季節ほど良好。公道から安全に撮影出来る。振り返れば、正面に陽が廻らないものの、下り列車も撮影可能で、作例の3006M通過の約8分前には、183系准国鉄色B編成による3001Mも併せて撮影可能である。
【レンズ】28mm
【アクセス】三田駅下車。駅北側から道場方へ線路と平行する道路を東進。徒歩約15分。国道176号「広瀬橋」南詰を東進。1つ目の橋を北上。「桑原踏切」の約300m東方。
【国土地理院1/25,000地形図】三田
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。