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TS-708(PⅢ-708) / 豊橋鉄道1800系

 
251:TS-708
TS-708(PⅢ-708) 写真:2006.10.22 高師 高橋一嘉

 1969(昭和44)年に登場した東急8000系電車のTc車用として製造された台車。7200系Tc車のTS-707(PⅢ-707)と同じく、内軌側にディスクブレーキを持つT専用のパイオニア台車である。登場時はブレーキディスクは各軸1枚であったが、後に2枚化されている。1990年から8000系Tc車がTS-815系に振り返られ、TS-708はTS-707を置き換える形で7200系Tc車に転用。その7200系も2000年には東急線での営業運転を終了したが、上田電鉄、豊橋鉄道への譲渡車では引き続きTS-708を履いているものがある。
 写真は豊橋鉄道1800系ク2803のもの。
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:ゴムブッシュ(軸箱梁) 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

豊橋のダイヤモンド
2007.4.21作成

参考文献
「東急8000系車両の概要」斉藤 秀(『鉄道ピクトリアル233号』所収/1970年 電気車研究会)
復刻版 私鉄の車両4 東京急行電鉄』飯島 巖・宮田道一・井上広和(2002年 ネコ・パブリッシング)

これまでに収録した豊橋鉄道関連の台車
名古屋市1400形用 FS559 FS567 SS08 TS-708
これまでに収録した東京急行電鉄関連の台車へのリンク

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