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FS511B(モハ9202) 写真:2007.4.17 森林公園検修区 RM(K)
FS011T(サハ9402) 写真:2007.4.17 森林公園検修区 RM(K)
FS511/FS011は東武鉄道9000系9101編成の台車として1981(昭和56)年に登場、当時まだ増備が続いていた8000系のFS396/FS096に比べ、軸箱支持装置がSUミンデン式となり、基礎ブレーキ装置はM台車のみ踏面片押しとなった。その後1983(昭和58)年登場の10000系が履くものはFS511A/FS011Sと区分され、M・T台車ともに基礎ブレーキ装置が踏面片押しに変更されている。
写真のFS511B/FS011Tは1987(昭和62)年から製造された9000系量産車(9102〜9107編成)で使用されているもの。
軸距:2200mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:SUミンデン式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
2008年6月の開業が予定される東京メトロ副都心線乗り入れのため改造が施された9000系9102編成(RailMagazineNo.286参照)。 2007.4.17作成
参考文献
『復刻版 私鉄の車両24 東武鉄道』
飯島 巖・卓はじめ・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK これまでに収録した東武鉄道関連の台車