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ND-112(モハ5001)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
1975(昭和50)年に登場した富士急行5000形電車の台車。5000形はMM'ユニット2輌編成でT台車の設定はなく、先頭側には雪掻器を装備する。ご覧の通り国鉄DT21をベースにしたものだが、組み合わされる駆動装置は国鉄とは違ってWNである(富士急は3100形で狭軌初のWNドライブを採用している)。
ちなみに『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』によれば、本来ならば形式名はND-113であり、ND-112はインドネシア国鉄電車向けのものと重複しているという。
P:高橋一嘉
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2011.9.20作成
LINK これまでに収録した富士急行関連の台車
NB-1 ND-112(ND-113) FS316
LINK これまでに収録したDT21近似の台車
FS342 KD207 NA-31 ND-112(ND-113)