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TS-104(キハ752)
軸距:2000mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
1955(昭和30)年、小田急電鉄が国鉄御殿場線直通運転のため東急車輛で製作した特別準急用気動車キハ5000形の台車。日本の気動車で初めて20m級車体で2基エンジン車となったキハ5000形は、台車もまだ国鉄型気動車にはなかったコイルばね(オイルダンパ併用)の枕ばねを使用した独自設計の台車が組み合わせられた。
キハ5000形は御殿場線電化により1969(昭和44)年に関東鉄道に譲渡されキハ751形となり、常総線で活躍したが1988(昭和63)年に廃車。写真は関東鉄道キハ752のもの。
1985年 水海道 P:RM
参考文献
『復刻版 私鉄の車両8 関東鉄道・鹿島鉄道・筑波鉄道』
飯島 巌 森本富夫 諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK
これまでに収録した小田急電鉄関連の台車
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これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120D(FS210D) NP120T(FS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT
2008.4.5作成