オハ50 22(茂木方)
1977(昭和52)年に登場した国鉄50系客車の台車。当時「今後の一般型客車の標準台車」として設計されたもので、大径心皿の採用により側受荷重の調整を省略、軸受には密封型円筒コロ軸受を採用した。50系は24系や14系客車と違い発電用機関も持たないため、室内照明などの補助電源用として車軸発電機を吊り下げている。
写真は蒸気機関車運転のため真岡鐵道へ譲渡されたオハ50のTR230。
軸距:2000mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
写真:2006.5.27 真岡 高橋一嘉
真岡鐵道オハ50 22。もとJR東日本オハ50 2198で、磐越西線などで運用された車輌である。 2006.11.11作成
参考文献
「50系一般形客車の概要」星谷俊二(『鉄道ピクトリアル№344』所収/1978年 電気車研究会)
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これまでに収録した国鉄客車用台車
TR11 TR73 TR47A TR53A TR55B TR60 TR230 TR232