鉄道ホビダス

2006年11月アーカイブ

赤い「はやぶさ」を撮る!

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2006.10.26
横山統一(静岡県)

【ガイド】柵も虎ロープもなくスッキリ撮影が出来ます。

【レンズ】85mm

【アクセス】長洲駅から線路沿いに10分ほど。九州道からはかなり離れています。最寄りは菊水ICでしょうか。アクセスする県道が狭いので注意です。

【国土地理院1/25,000地形図】荒尾

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

「小鳥谷の大築堤」を駆け下る列車を俯瞰する

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2006.1.7
大森喬志(神奈川県)

【ガイド】十三本木峠はD51三重連やハドソンC60、C61の活躍で名高い難所。電化後もED75の重連に牽引された貨物列車が行き交っていた。小繋─小鳥谷は奥中山高原を頂点とする峠の北側に位置する。周囲は鬱蒼と木の茂る山々に囲まれ、あまり足場がないがこの「小鳥谷の大築堤」だけは別で、さまざまなアングルを提供してくれる。近年、EH500の進出が著しくめっきり影の薄くなったED75。このポイントはその最後の活躍を捉えるハイライトと言えよう。ED75の通過時刻は93レが11時ごろ。

【レンズ】135㎜相当

【アクセス】小鳥谷から国道4号線を線路に沿って南下、大築堤のたもとの「道地」という集落で線路側に脇道に折れる。線路をくぐった先を左のT字路を左に曲がり、すぐ右へクランク状に折れるその道が撮影ポイントに至る林道だ。

【国土地理院1/25,000地形図】 仁昌寺

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東北本線/久田野─白河

午前の下り列車を駅の近くでお手軽に

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2005.3.19 
酒井敏寛(東京都)

【ガイド】東北線は基本的に北を向いて走っているので下り列車は逆光になる区間が多いが、久田野駅から白河寄りの直線は北東に向かっているので午前中の下り列車のサイドにはきれいに日があたる。長いストレートを生かせばコンテナ列車も編成を最後尾まで入れて撮影することが可能だ。

【レンズ】50㎜

【アクセス】久田野駅からすぐに白河方に見える陸橋が撮影地。徒歩5分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】泉崎

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

鹿児島本線/植木―西里

早朝の夜行列車を狙う

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2006.10.29
横山統一(静岡県)

【ガイド】植木―西里間の大カーブです。写真は正面からのアップですが、背後の山から俯瞰もできますし、いろいろなアングルが楽しめると思います。

【レンズ】100mm

【アクセス】植木駅から線路沿いに徒歩15〜20分ほど。九州自動車道から約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】植木

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東北本線/高久─黒田原

北の動脈、東北本線で手軽に貨物列車を狙う

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2006.7.30
藤谷義明(埼玉県)

【ガイド】東北新幹線開業前は「特急街道」で鳴らした東北本線、今も北海道方面へのメインルートであることには変わりなく、時間帯によっては踵を接して「高速貨物」がやって来る。そんな貨物列車を手軽に撮影出来るのがここ。もちろん、運用少なくなったED75やカシオペア、北斗星も撮影可能。

【レンズ】200mm

【アクセス】高久駅で下車し郡山方面へ線路に沿った道を上りホーム先端付近まで歩く。車なら、国道4号線を黒磯市内で高久方面へ約3分。

【国土地理院1/25,000地形図】黒磯

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東北本線/白河─久田野

ED75の重連をアウトカーブで決める!

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2005.3.19
酒井敏寛(東京都)

【ガイド】午後の列車をアウトカーブから順光で狙える。編成後部はカーブで見えなくなるので、長いコンテナ列車でも編成が不自然に切れることなく機関車を大きめにとらえることが出来る。

【レンズ】 85mm

【アクセス】白河駅から線路沿いの道を北に進み、橋を渡って線路が一度右へ曲がってからさらに左に曲がるあたりが撮影地。白河駅から2㎞程度。併走する道路は幅はあるが路肩はほとんどない上、通行量もそこそこあるため車を停めるのは困難。

【国土地理院1/25,000地形図】白河

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

東北本線/金谷川─松川

安達太良山を背景にした直線の橋梁

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2005.12.31
山下 遼(神奈川県)

【ガイド】上り列車を安達太良山を背景に捉える撮影ポイント。イベント列車が走る時など込み合う有名撮影地だ。線路はセパレートしており、架線柱も気にならず対向列車に邪魔されることもない。線路はほぼ東西に走っており、午前中から昼過ぎまでは列車正面に日が当たる。側面は終日順光。

【レンズ】 135㎜相当

【アクセス】金谷川から松川方面に線路に沿ったルートを行く。坂をくだった辺りから東北本線の上下線がセパレートしているのが見える。橋梁は上り線にあり、そのたもと、上下線の間にある丘が撮影地。

【国土地理院1/25,000地形図】福島南

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

神岡鉄道 最後の紅葉

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2005.10.23
道言公哉(富山県)

【ガイド】 高原川を渡る神岡鉄道の単行列車をサイドから撮ることができるポイント。ここは神岡鉄道の中でも有名なポイントの1つで、貨物列車が走っていた頃は多くのファンで賑わっていた。11月30日限りで廃止されるため、最後の紅葉の中を行く〈おくひだ号〉の姿を記録に残しておきたいところだ。

【レンズ】 35〜50mm

【アクセス】神岡鉄道漆山から国道41号線を高山方面に1時間ほど歩く必要があるので、徒歩だと厳しい。車なら、北陸自動車道富山ICから高山方面に約50分。漆山から6つ目のスノーシェッドの歩道がポイントだ。

【国土地理院1/25,000地形図】鹿間

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

磐越西線/豊実―徳沢

錦繍の木々の間から姿を見せる列車を撮る

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200511.6
君島弘道(東京都)

【ガイド】豊実―徳沢の有名な鉄橋を、阿賀野川の水面近くから撮れるポイント。周囲の木々がすべて落葉樹なので、紅葉の時期はもちろん、新緑の頃も美しい作品がモノに出来る。風がなければ川面が水鏡となり、魅力が増す。

【レンズ】 180㎜

【アクセス】磐越西線徳沢駅前を豊実方面へ。阿賀野川沿いに道をたどり、徳根橋のたもとから川の方に下りていく道の突き当たり付近。徒歩約20分。車なら磐越自動車道西会津ICから約30分。

【国土地理院1/25,000地形図】日出谷

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

磐越西線/山都─喜多方

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東日本地区数少ないDD51貨物を撮る

2006.8.31
後藤中也(千葉県)

【ガイド】廃止が近い磐越西線のセメント輸送。朝早く運転されるため陽の長い夏場限定で、5290レを非電化区間で撮影できる。この場所は、磐越西線最後の非電化区間である山都─喜多方。鉄橋が有名だが、この場所はあまり人が来ない穴場的ポイント。

【レンズ】 80mm

【アクセス】喜多方駅前の道を、山都方面へ。濁川の橋を渡り、最初の交差点を左折すると踏切が見える。そこがポイント。車なら、磐越自動車道会津若松ICより国道121号線を利用し、約25分。

【国土地理院1/25,000地形図】喜多方西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

山陰本線/東浜─居組

山陰最後の国鉄色気動車

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2005.12.4
山本秀一(京都府)

【ガイド】風光明媚な山陰本線、その真ん中あたり、米子〜鳥取地域では、キハ47形が、今なお国鉄「首都圏色」を身に纏っている。その赤いキハ47とエメラルドの日本海との組み合わせを撮影できる場所は意外に少ない。日本海をバックにして撮影するなら、筆頭に挙げられるのがこの東浜─居組だ。午後順光。キハ33形とコンビを組んで来ることもあるが、近年、同車も首都圏色となったため、違和感なく撮影できる。
付近は国道なので駐車・歩行は十分注意されたい。また、かつて俯瞰できた山は、バイパス工事のため消滅したが、現国道より高い所に道路が出来るため、新たな俯瞰撮影場所が出来ることに期待したい。

【レンズ】50mm

【アクセス】 山陰本線東浜より浜坂方向へ集落を抜けて行き、陸上川の手前を右折国道178号線に出て右折、東浜橋を越えたあたりに少し広くなった場所がポイント。歩道がないので歩行には注意。車なら、国道9号線岩井交差点を田河内・東浜方面へ。15分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】田後

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

長崎本線/多良─肥前大浦

入江を渡る「かもめ」

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2006.11.4
朝倉利雄(福岡県)

【ガイド】 国道34号線から入江にかかる(赤い)橋の手前から入る脇道を住宅地へと入る。入江をぐるっとまわった高台で下にトンネルがある位置から少し手前にて撮影。撮影方向を変えれば一日中撮影可能。この区間は1時間に「かもめ」が上下あわせて4本のみ。そのほかは1日に数本の普通列車と寝台「あかつき」が撮影可能。

【レンズ】 200㎜

【アクセス】JR多良駅より祐徳バスに乗り10分程度走ると波瀬(ノ浦)バス停下車すぐ。撮影ポイントまで徒歩で坂道を登る(5分くらい)。車なら、肥前山口駅から約60分。国道を多良駅方面から海沿いに下り、赤い鉄橋の手前から道なりに入っていく。

【国土地理院1/25,000地形図】肥前大浦

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

山口線/本俣賀─石見横田

山口線でDD51原色重連をねらう 

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2006.8.8       
酒井敏寛(東京都)

【ガイド】DD51もその経年から更新機が各地に登場し各種の塗装変更が行われているが、幡生機関区厚狭派出には2006年9月現在更新機の配置はなく、美祢線と山口線を中心に活躍。「原色主義者」にとって安心して撮影出来るエリアである。中でも美祢から山陰本線岡見までの列車は山口線の勾配のために重連となり魅力倍増。益田着が6:54と朝早いのが難点。

【レンズ】100㎜

【アクセス】 本俣賀駅から400mほど石見横田よりの道路橋。夏場でも草に悩まされずきれいな編成写真が狙える。撮影する側には歩道はないため通行の邪魔にならないように節度を持って構えていただきたい。駐車スペースは道路橋の坂を下りきったところに数台分ある。現地通過時刻は6時45分過ぎ。

【国土地理院1/25,000地形図】石見横田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

彩り豊かな谷あいに架かる大アーチ橋

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2004.11.3
熊 博毅(大阪府)

【ガイド】宇奈月駅を発車してほどなく、長さ166m、高さ40mの新山彦橋を渡るトロッコ列車を俯瞰でねらいます。紅葉の季節には周囲の山が色とりどりに輝き、朱塗りの鉄橋と同化します。秋の行楽シーズンには満員の観光客を乗せたトロッコ列車が黒部川の上流をめざします。

【レンズ】20mm相当

【アクセス】黒部峡谷鉄道宇奈月駅前にある駐車場の奥の坂を黒部川に向かって上っていくと、新山彦橋を見下ろせる場所に出ます。

【国土地理院1/25,000地形図】宇奈月

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。