鉄道ホビダス

今なお現役2020!50年選手15選 ー国鉄型車両第2回ー

■近郊型電車のパイオニア、113系初期車改造の415系

 国鉄型電車ではJR西日本七尾線で運用している415系800番代が50年越えとなる。
 七尾線は1991年に直流電化されたため、交流電化区間の金沢に直通可能な交直流電車が必要となった。そこでJR西日本は〈北近畿〉用485系の交流機器を113系に移設して交直流化し、415系800番代が誕生した。

415系 編成写真_600.png

▲415系800番代 現役国鉄型電車で、唯一車齢50年を越える。しかし、413系とともに521系への置き換えが発表された。 19.12.28 七尾線 七尾 P:廣瀨 匠

種車となった113系は1964〜1968年にかけて製造された0番代初期車であり、現時点で車齢は51〜55年となっている。
 この世代の113系0番代は下段上昇、上段上昇式の非ユニット窓を備えており、窓の四隅が丸いのが特徴となっている。なお、前照灯は大型の白熱灯からシールドビームに交換されている。
 2016年にC01編成、2017年にC04編成が廃車となったものの、まだ9編成が活躍中とその勢力を維持している。ちなみにC02編成のクモハ415-802が集約分散式冷房装置WAU102形を搭載して異彩を放っているほか、クハ415-807(旧クハ111-360)とモハ414-810(旧モハ112-15)は113系時代に冷房改造試作車となった車両の生き残りである。
 なお、2020年秋から七尾線に521系が導入されることが発表されており、415系800番代の50年に渡る旅の終わりも近い。

本文:RM 要約・再構成:RM レイル・マガジン436号より




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