篠山川が織りなす渓谷美。川代渓谷を行く「北近畿」を撮る
2010.7.4
中司朔良(兵庫県)
【ガイド】丹波大山と下滝のほぼ中間点。下り列車が最初に篠山川を渡る橋梁が「第一篠山川橋梁」で、カーブを描く橋梁として、かつてから有名な撮影地である。しかしながら樹々の成長で、特に夏場は橋梁全体が見渡せるロケーションが失われてしまう。作例は下り列車(3021M)が橋梁を渡る直前の姿を、対岸の県道77号線から捉えるアングル。篠山川がぼど良く蛇行する地形と組み合わせて撮影できる。北西から南東を望むアングルなので、光線には終日恵まれず、曇天の日向き。作例位置から若干丹波大山寄りに移動すれば、上り列車が橋梁を渡るシーンも望める。
【レンズ】28㎜
【アクセス】下滝駅の方がやや近い。駅前の県道77号線を丹波大山方へ4km弱。徒歩約45分。国道176号線「大山下」交差点より県道77号線を約3km西進。
【国土地理院1/25,000地形図】篠山
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。