3013M「北近畿3号」が順光で狙える単線区間の撮影地
2010.3.22
中司朔良(兵庫県)
【ガイド】午前の下り「北近畿」は、1本目と2本目の「1号」及び「3号」が旧塗色「B編成」である。1号(3011M)は、単線区間に入る篠山口が9時06分発なので、冬場でも十分な光線が望め、列車が東北東を向く石生─黒井の西部に撮影好適地が点在している。しかし、そのほぼ1時間後を走る3号(3013M)は、前記区間では列車正面が翳りがちである。そんな中、下り列車がやや南に向きを振る「第三朝日踏切」の前後であれば、10時34分頃通過の3013Mでも正面に陽が残っている。作例は、同踏切より100mほど石生寄の地点。3013Mの編成は<北近畿>への充当が日に片往復のみで、福知山線内では1度しか撮影機会がないため、狙いの編成が「3号」に充当されたとき向きの撮影地と言える。もちろん「1号」の光線も良い。上り列車も狙え、午後の3022Mが順光となる。
【レンズ】90mm
【アクセス】黒井駅下車。線路と並行する道を西進。県道171号線クロス地点から、石生方へ2つ目の踏切「第三朝日」を目指す。駅から約1.5km。舞鶴若狭自動車道「春日IC」より国道175号線を約2.5km西進。
【国土地理院1/25,000地形図】柏原
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。