午後の上り「北近畿」旧塗色編成を順光の直線区間で
2009.11.23
中司朔良(兵庫県)
【ガイド】午後一番に福知山を出る3022M「北近畿12号」だが、前後各1時間に特急の設定がない時間帯を走るので、「最良の光線は、この列車のみ」という区間が幾つかある。ここ「第三歌道谷踏切」上り方もその1つ。黒井駅の西方、「第五朝日踏切」以西に続く、架線柱が線路北側にある直線区間の西端で、作例の列車背後に87キロポストがある。同列車の通過は、13時03分頃。作例では、編成後部の下廻りが雑草に隠れてしまったが、踏切道のレベルで構えれば、編成全体が障害物なく収まる。また4連より6連の方が収まりが良く、当列車は当日3011Mの折返し運用のため、朝の3011Mの編成を確認しておくと良い。
【レンズ】90㎜
【アクセス】黒井・石生両駅のほぼ中間。国道175号線と福知山線が最も接近する辺り。石生からなら、175号旧道を北上、「坂」でバイパスと合流後、さらに500mほど先。車なら舞鶴若狭自動車道春日ICより国道175号線を約4km西進。
【国土地理院1/25,000地形図】柏原
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。