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1950(昭和25)年に登場した土佐電氣鐵道200形の初期車のうち、帝国車輌製の203〜205号が履いた台車。同時に登場した201・202号が履く日立製SA-W2とは、外観上は細部の造形が若干異なる程度の差である。また、これに続いて帝国車輌で製造された名鉄モ570形も同系の台車であった。
3輌のうち現在も204・205号が活躍を続けている。写真は205号のもの。
軸距:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね
写真:2005.10.19 後免町 高橋一嘉
アンパンマン塗装時代の205号。 2004.9.16 はりまや橋
2007.1.24作成
参考文献
『世界の鉄道'83』(1982年 朝日新聞社)
『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)