鳥海山バックの有名撮影地。水田を入れ、夏らしい雰囲気で
2010.8.10
中司純一(兵庫県)
【ガイド】「日向川」の北岸、「輿休(おこやすみ)」の踏切は、背景に鳥海山を配することができる有名撮影地。中望遠で狙うアングルが既に紹介されていますが、ワイド系レンズでサイド気味に、手前の水田を画面に入れれば、瑞々しい稲穂を配した夏らしい雰囲気が表現できます。ワイドで撮ることで、背後の道路橋も目立たなくなります。作例は、当地を16:10頃に通過する4096列車で、夏場はこの列車の光線が最良。冬場なら1本前の4094列車がベストでしょう。
【レンズ】40mm
【アクセス】南鳥海駅から、線路東側の道を線路伝いに南下、「輿休」という集落を西進し、踏切を目指す。車なら国道7号「宮海橋」北の交差点を東へ約3km。
【国土地理院1/25,000地形図】羽後観音寺
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。