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軸距:1850mm 車輪径:660mm
南国・土佐を走る元ノルウェー・オスロ市電198号の台車です。白い元リスボン市電910号が元西鉄のKL-11Bに履き替えているのに対し、こちらはオスロ時代の台車を改軌(1435mm→1067mm)して履いています。どのような機構なのか判りませんが、軸箱と台車枠がリンクされているようにも見受けられますので、軸梁式に近いものでしょうか。台車枠と車体が鎖で繋がれているのも、ちょっと日本の電車用台車ではあまり見ない光景です。
15m超の体躯を持つ198号は1939年製。このタイプは1937年から製造され、オスロでは「Gullfisk」=金魚の愛称で親しまれたとのこと。偶然にも阪国の「金魚鉢」71形と同じ製造初年です。 2010.11.21 枡形 P:高橋一嘉
参考文献
2010.12.15作成