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NS-508B(2009) 写真:2007.11.16 天満町 高橋一嘉
広島電鉄2000形のうち、2500形登場後の1962(昭和37)年から増備された2004〜2009号の台車。2001〜2003号のNS-504と同じく日車製トーションバー台車で、軸距は50mm長い。同系のNS-508A、NS-508C、NS-508Dは連節車2500形(現・3100形)用である。
日車製トーションバー台車は国鉄でも試用されたが、実用としては遠州鉄道と広島電鉄のほか、いくつかの輸出用車輌で採用されたに留まった。
軸距:1650mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:トーションバー
宮島口に向け広電本社前を発車する2007-2006号。 2007.12.16作成
参考文献
『復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄』
飯島 巖 青野邦明 荒川好夫(2002年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)