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NS-504 / 広島電鉄2000形

 
330:NS-504
NS-504(2003) 写真:2007.11.16 天満町 高橋一嘉

 日本車輌の台車形式のうち、500番代はスイス・SIG社との技術提携により製作されたトーションバー台車の区分。その名の通り、枕ばねにコイルばねや板ばねに代わってトーションバー(ねじり棒ばね)を用いたものである。このNS-504は広島電鉄2000形電車のうち、1960(昭和35)年に登場した2001〜2003号に組み合わせられたもの。2000形は市内線・宮島線直通用であり、路面電車スタイルながら1台車2個モータ(吊り掛け駆動)である。写真は2003号のもの。軸受部分に日車の社紋とともにSIG社のロゴがある。なお、2004号以降はNS-508Bに変更されている。
軸距:1600mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:トーションバー

Hiroshima Electric Railway 2000 type. A 1960 appearance.
2007.12.13作成

参考文献
復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄
飯島 巖 青野邦明 荒川好夫(2002年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)

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