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DT33(モハ103-288) 写真:2007.10.28 日根野電車区 RM(新)
TR201(クハ103-1) 写真:2007.10.28 日根野電車区 RM(新)
1964(昭和39)年に登場した国鉄103系量産車の台車。101系のDT21に比べ、T台車を専用設計とした事、M台車のみ軸距2300mm、車輪径910mmとした事、基礎ブレーキ装置を踏面片押しとした事が主な相違点。また、T台車のみブレーキシリンダが台車枠内に内臓されている。
T台車は1967(昭和42)年度増備のクハ103-115〜・617〜、サハ103-226〜よりディスクブレーキ装備のTR212へ移行した。また、DT33は1980年代に入り地方線区向けに製造された105系、119系、121系(DT33A)でも採用されている。
写真はJR西日本阪和線で活躍するクハ103-1・2組み込みの日根野電車区K603編成のもの。
DT33:軸距:2300mm 車輪径:910mm 軌間:1067mm
TR201:軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
2007.12.9作成
参考文献
『ガイドブック最盛期の国鉄車輌3』浅原信彦(2006年 ネコ・パブリッシング)