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DT60(クモハ719-5001) 写真:1991.9.5 庭坂 RM
TR245(クハ718-5001) 写真:1991.9.5 庭坂 RM
新幹線直通のため標準軌化されることになった奥羽線福島〜山形間の普通・快速列車用として1991年に新製された719系5000番代の台車。0番代では発生品のDT32/TR69系が組み合わされたが、この5000番代ではDT56/TR241系をベースに標準軌用としたボルスタレス台車が新製された。基礎ブレーキ装置はM台車:踏面片押し、T台車:ディスクブレーキ。山岳線での普通列車用らしくM台車に砂箱を装備する。
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1435mm
軸箱支持:ロールゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
改軌が完了した奥羽線庭坂付近の旧下り線で試運転中の719系5000番代。このとき、まだ営業列車は旧上り線を使用した狭軌の単線運転で運行されており、バス代行を経て標準軌での運転に切換えられたのはこの年11月のことであった。
JR東日本719系5000番代:RailMagazine98号参照 2007.6.7作成