鉄道ホビダス

FS502A / 東京地下鉄5000系

 
237:FS502A
FS502A(5452) 写真:2007.1.27 深川検車区 川崎雅道

 東京メトロ5000系電車の台車。原形式のFS502は1977(昭和52)年増備の10連化用中間車から採用されたSミンデン式台車で、その後ミンデンドイツ式のFS358を履いていた在来の車輌もFS502に履き替えを開始、途中から軸箱支持方式がSUミンデン式に変更となり、FS502Aに区分された。
 5000系はすでに東西線からは姿を消し、残るは千代田線支線用のみだが、一部が海外へ譲渡されたほか、FS502Aは2輌分が大井川鉄道に譲渡され、京阪3000系の車体と組み合わせて使用されている。
 写真は5452号のもの。
軸距:2200mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:SUミンデン式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

5000系
写真:2003.2.8 中野 川崎雅道     2007.3.7作成 2007.6.2更新

参考文献
「5000系の系譜」齊藤和夫(『鉄道ピクトリアル』No.759所収/2005年 電気車研究会)
復刻版 私鉄の車両22 帝都高速度交通営団』飯島 巖・小山育男・荒川好夫
(2002年 ネコ・パブリッシング刊)

LINK これまでに収録した東京メトロ関連の台車

このweb上のすべての画像は個人でお楽しみになる以外の使用はできません。