FS043(T台車/AE-106)
1990年に登場した京成電鉄の二代目“スカイライナー”AE100形の台車。AE100形は1982(昭和57)年登場の3600形電車以来の新系列であり、軸箱支持には京成としては初めてSUミンデン式を採用した。基礎ブレーキ装置はM・T車とも踏面片押し。なお、AE100形の投入と同時期に行われた初代“スカイライナー”AE車の8連化に際して同系のFS543Aが2輌分製造され、その後FS543Bとして通勤車3400形に転用されている。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:SUミンデン式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
写真:1990.6.5 宗吾車両管理所 P:RM
2006.8.28作成
参考文献
「京成電鉄AE100形登場」京成電鉄車両部車両課
(『RailMagazine』№81所収/1990年 ネコ・パブリッシング)
「私鉄車両めぐり156 京成電鉄」稲葉克彦
(『鉄道ピクトリアル』№632所収/1997年 電気車研究会)