T台車(サハ2201)
1988(昭和63)年、瀬戸大橋の完成に合わせて登場した下津井電鉄2000系電車の台車。久々に登場した軌間762mmの軽便電車用台車だが、台車枠はプレス鋼板溶接組み立て、枕ばねはインダイレクトマウント構造のコイルばねに上下動ダンパ、左右動ダンパを装備という、当然ながら現代的な構造を持つ。基礎ブレーキ装置は踏面片押し。なお、形式はM台車、T台車ともFS538である。
軸距:1800mm 車輪径:760mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
写真:1988.3.12 下津井 RM
登場時の2000系“メリーベル”。1990年末には下津井電鉄が廃止となったため、活躍期間は3年にも満たなかった。 2006.8.31作成
下津井電鉄2000系:RailMagazine№54参照