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DT61/TR246系は1992年登場の901系(後の209系)電車以来、JR東日本の通勤・近郊・一般型電車の多くで採用されている軸梁式のボルスタレス台車である。これまでに209系、701系、E217系、E501系、E127系、そしてE231系電車で採用されており、首都圏から東北地方まで、東日本の全域で見られる。
写真のDT61GはJR東日本の標準型電車として増備が進むE231系電車のM台車。ヨーダンパの取り付けにも対応しているが、現在のところ本装備はT台車を履くグリーン車のみで、DT61Gでは取り付け例はない。牽引装置は1本リンク式。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押し。
なお、E231系をベースとした相模鉄道10000系電車も同系のST-DT61Gを採用している。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2004.6.17 国府津電車区 RM
写真:2006.2.15 栗橋-東鷲宮 RM
2005.10.4作成 2006.2.15更新