text:RMライブラリー編集部 北海道・釧路炭田にあった炭鉱町のひとつ、雄別(ゆうべつ)。明治時代より、当時燃料用として重宝されていた石炭の採掘が始まりましたが、舟運での輸送に…
レポート:RMライブラリー編集部 1999年に刊行開始して以来、地方私鉄や特定の鉄道車両などをテーマに、鉄道趣味界ではスポットがあたりづらく、ともすれば歴史に埋もれてしまう事柄を、…
text:RMライブラリー編集部▲D51 1007に牽かれ関西線を行く荷物専用列車。荷物列車の最盛期であった高度経済成長期は、まだ蒸気機関車が多数見られる時代であった。19…
戦後になると、現在のグリーン車に相当する国鉄の2等客車に「特ロ(とくろ=特別2等車)」と呼ばれる等級が登場します(ロは当時の2等客車の等級記号)。進駐軍の要請で誕生したリクライニン…
国鉄では古くから等級制が導入され、客車の場合でいうと明治の時代より上等・中等・下等(後に1等・2等・3等)の3種に区分されていました。その中間にあたる中等(→2等車)は今で言うグリ…
text:RML■鉄道で現金を運ぶ? 日常生活で目にすることがある「現金輸送車」と言えば、民間の警備会社が運行するトラックやバン…(刑事ドラマで襲撃対象になりそうな)というのが一般…
text & photo:RM LIBRARY編集部 RM LIBRARY(アールエム ライブラリー)は、北は北海道から南は九州まで、全国隅々にまで路線を張り巡らしていた地…
RMライブラリー300号記念として、300号「国鉄の荷物列車」著者である和田洋さんによるトークショーが2025年6月22日(日)で東京・神田の書泉グランデにて開催されます。内容と…
text:RMライブラリー編集部▲三和興業が開発、北海道拓殖鉄道に導入された除雪機関車D.R.202CL形。勇壮な除雪試験中の風景。1960.1.29 屈足貯木場 P提供…
text:RMライブラリー編集部▲現在、日本の私鉄で最大の貨物輸送量を誇る岩手開発鉄道。1992(平成4)年まで旅客営業を行っていたが、現在は貨物専業である。石灰石輸送がその中心で…
text:RMライブラリー編集部 現在でも日本の各地で「市民の足」として活躍する路面電車。少し前まではその土地で暮らす人以外にはもっぱら郷愁の対象のように思われがちでしたが、昨年(…
text:RMライブラリー編集部東京駅から50km圏の内房線五井駅(千葉県市原市)を起点とする小湊(こみなと)鉄道。近年は古風な気動車が走る路線、それも骨董品のような駅舎やお花畑の…
RM LIBRARYの300巻近いラインナップの中から傑作巻を選りすぐって復刊しているRM Re-Library。2023年5月に創刊し、お陰様で2周年を迎えました。 それを記念…
text:RMライブラリー編集部 敗戦時に多数の被災車両を抱え輸送力が逼迫していた日本の鉄道も、その後の復興や発展は目を見張るものがありました。終戦4年後の1949(昭和24)年に…
夕張(ゆうばり)といえばその昔、石炭採掘で発展した北海道有数の産業都市でした。 そんな夕張から、「夕張支線」と呼ばれたJRの鉄道路線が廃止されたのが平成最後の年であった2019…
text:RMライブラリー編集部 元京急や元名古屋市営地下鉄など、香川県の高松琴平電気鉄道(ことでん)には現在でも各地からの譲渡車が活躍していることはこれまでにもお伝えしていますが…
いまや「うどん県」としてのインパクトが強い四国の香川県ですが、同県随一の名所と言えば昔も今も変わらず「こんぴらさん」こと琴平の金刀比羅宮でしょう。 鉄道の歴史上「参詣客輸送」とい…
text:RMライブラリー編集部 かつて東洋一の規模を誇ると謳われた東京都電。東京都心(主に山手線より東側)に200kmを超える路線網を張り巡らせておりました。ご存じの通り、現在は…
四国・香川県に琴平線、志度線、長尾線と3つの路線を持つ民営鉄道、高松琴平電気鉄道(通称「ことでん」)。明治から大正時代にかけて設立された3つの鉄道が1943(昭和18)年に合併して…
▲「黒部のトロッコ電車」として有名な黒部峡谷鉄道は、実は私鉄電気機関車の宝庫。VVVFインバータ制御のEDV形はオレンジの車体に映えるV字の白帯が特徴。2022.11.4 柳橋−宇…
▲当時の北陸本線は米原~田村間にデッドセクションを設け、田村以遠が交流電化となっていました。我が国初の量産交流電機であるED70形も当初は暖房装置を持たなかったため、マヌ34形など…
RM LIBRARY編集部2023(令和5)年現在、電気機関車(以下「電機」)を保有している私鉄(専用線を除く)は13社。今から30年前の1993(平成5)年時点では30社あり…
text:RMライブラリー編集部 古い鉄道車両、引退後にどこかで保存してほしい…というのがファンの願いではありますが、なかなか現実は厳しいですよね。100両以上存在した車両なのに現…
RM LIBRARY編集部現在の首都圏には、国鉄由来のJRのほかにも多数の電気鉄道がひしめき、それぞれ路線を伸ばしています。関東最初の電気鉄道である大師電気鉄道(現在の京急電鉄大師…