鉄道ホビダス

2013年5月アーカイブ

伊勢志摩観光特急「しまかぜ」の編成写真を撮る
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2013.5.6
小林亮政(和歌山県)

【ガイド】2013年3月より運転が開始された伊勢志摩観光特急「しまかぜ」。木々の緑を背景にストレート区間で編成写真が撮れる場所。

【レンズ】100mm

【アクセス】近鉄大阪線関屋駅から大阪教育大前方面に線路沿いを500mほど行ったところ。大阪教育大前第3号踏切。西名阪自動車道柏原ICから約10分。

【国土地理院1/25,000地形図】関屋

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

吉野川が造り出した景勝地を行く
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2013.4.28
矢野鉄男 (熊本県)

【ガイド】結晶片岩が水蝕されてできた溪谷は、大理石の彫刻がそそり立っているかのようだ。土讃線に並行して、国道32号が走っている。その歩道部分から安全に撮影ができる。午後から順光となるが、夏場でも16時を過ぎると山陰で日が回らなくなる。

【レンズ】82mm

【アクセス】祖谷口駅より、国道32号線を阿波池田駅方面に進む。2㎞ほど進むと、土讃線を交差する。その付近が撮影ポイント。徒歩20分ほど。徳島自動車道井川池田ICより約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】阿波川口

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

緑をバックに国鉄型特急を狙う
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2013.3.30
濱口 奨 (兵庫県)

【ガイド】望遠効果で編成美を撮る。車輌と同じ目線で撮影できるので、線路際の雑草もさほど気にならず、車体の反射も比較的綺麗。光線は終日恵まれないので曇天の日向き、晴天の日は午後がやや良好になる。ポイント付近の踏切横からも撮影はできるが、柵がないのでこの場所がおすすめ。撮影地付近には駐車場がないので、下滝駅からの徒歩となる。

【レンズ】210mm

【アクセス】下滝駅より丹波大山方面に道沿いに進み、一つ目の踏切を渡って県道77号を丹波大山方面へ進む。日本容器の工場が見えてきたら右手の踏切を渡ったすぐがポイント。約20分。車なら下滝駅まで行き、県道77号線を約1.6km。

【国土地理院1/25,000地形図】篠山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

夕日を浴びて球磨川を渡る「おれんじ食堂」
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2013.5.12
矢野鉄男 (熊本県)

【ガイド】「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「カシオペア」などの寝台特急を除けば見かけることがなくなった食堂車が復活した。熊本県の八代と鹿児島県の川内を結ぶ第三セクター・肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」だ。「九州西海岸を往く動くレストラン」をコンセプトに、沿線の八代、日奈久温泉、佐敷、水俣、出水、阿久根、川内の街の旬の食材を使った料理が楽しめる。このポイントでは、球磨川の鉄橋を渡る列車が撮影できる。短編成で運行される肥薩おれんじ鉄道の車輌の他、長編成の貨物列車まで撮影が可能。昼遅くから夕方にかけて順光となる。

【レンズ】202mm

【アクセス】八代駅前の道を直進して、国道3号線に出る。八代IC方面に進み、萩原交差点を右折して、球磨川に掛かる新萩原橋を渡る。八代清流高校の少し先、球磨川河川敷が撮影ポイントとなる。八代駅より約2.3km。徒歩約30分。八代駅と肥薩線の坂本駅を結ぶ路線バスも利用可能。「柿添」又は「八代南高前」が最寄のバス停となる。車なら九州自動車道八代ICから約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】坂本


【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

大井川沿いに走る往年の名車を撮る
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2013.3.23
伊藤 洋 (長野県)

【ガイド】大井川鐵道の上を跨ぐ中徳橋橋上から川沿いに走る列車を手軽に撮影できるポイント。平坦部のため蒸機の煙は期待できないが、開けた場所のため 午後の光を浴びて走る往年の名列車を色々な画角で捉える事が出来る。橋上は時折自動車の行き来がある程度で比較的道幅も広く、大井川の流れを見ながらのんびりと列車待ち出来るのも魅力。

【レンズ】70mm

【アクセス】田野口駅前の道を下泉方面へ約600m進んだ辺り。新東名高速道路 島田金谷ICから約30km

【国土地理院1/25,000地形図】高郷

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

水田付近を行く列車を真横から撮る
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2013.5.18
名尾 優 (千葉県)

【ガイド】田園風景が広がる磐越東線は、このような水鏡が至るところで見られる。このポイントは、並行する県道から列車を真横に見て撮影できるので、上下どちらの列車でも撮影が可能だ。また、ポイントのすぐ横は陸橋で、午後に上り列車を撮影できるので便利な場所だ。

【レンズ】35㎜

【アクセス】神俣駅を下車したら県道19号に出て、小野新町方向に2㎞ほど進むと、磐越東線越える「広瀬跨線橋」がある。ポイントはこの陸橋を過ぎた辺り。目標として、ポイント近くに広瀬小学校がある。磐越自動車道の小野ICから約10分ほど。農作業の支障にならないよう配慮して欲しい。

【国土地理院1/25,000地形図】小野新町

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

初夏の緑の中を行く5087レを撮る
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2013.5.17
木内俊嗣 (奈良県)

【ガイド】近江長岡駅を出た下り列車が伊吹の山肌をバックに切り通しを抜け緩い勾配を上ってくるシーンを正面から狙う。線路より低い位置にある林道からローアングルでの迫力ある撮影ができる。お昼ごろから正面順光になるが夕方前には編成が光が当たらなくなる。

【レンズ】300mm

【アクセス】近江長岡駅を出て駅前を通る県道248号を左手米原方面に進む。線路により沿う形で道なりに行き30分ほどで左に歩行者専用の「第一長岡踏切」があるのでそれを渡ると林道に出る。そこを右に5分くらい進むと線路際のフェンスのない箇所がありそこから下り線側を撮影する。車なら名神高速道路米原ICより国道21号経由で約10分。なお、現地への車の進入は不可能である。

【国土地理院1/25,000地形図】長浜

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

単行列車がのんびりと進む
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2013.4.28
佐々木裕治(北海道)

【ガイド】天の川の支流神明ノ沢川に架かる神明沢鉄橋を渡る上り列車を撮影する。撮影ポイントは神明駅から近いが、列車は1日6往復しか運転されていないので、車利用となろう。江差線木古内-江差間は、2015年に予定されている北海道新幹線開業後、五稜郭-木古内間が第3セクターに移行すると孤立化するため、今後の取り扱いが注目されていたが、JR北海道と地元市町との間でバス転換が合意され、来年5月に廃止されることとなった。レンズは広角から標準系、午後から順光となる。

【レンズ】45mm

【アクセス】神明駅横の道路を右側に120m程進むと、左手に鉄橋に向かう道路がある。駅から約5分。車なら木古内から道道5号を江差方へ進み約25分。

【国土地理院1/25,000地形図】神明

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

快晴の空のもとを行く「トワイライトエクスプレス」を撮る
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2013.4.28
木内俊嗣 (奈良県)

【ガイド】比良山系から北に続く山並みを背景に上り列車を撮影できるポイント。空を大きく取り入れたアングルとなるので、快晴の日に狙いたい。望遠系のレンズで線路から離れた場所でバックの山並みと列車をひきつけたり広角系で広がりを出したり、アングルのバリエーションは豊富だ。昼前までが順光。

【レンズ】70mm

【アクセス】近江中庄を下車、右に出て湖西線をくぐりすぐに左手マキノ方面に進む。線路沿いに行くと5分ほどで右手に水道施設がありそこを越えた周辺が撮影地。車なら国道161号湖北バイパス日置前王塚交差点から県道534・54号経由で約15分。

【国土地理院1/25,000地形図】海津

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

千曲川に沿って走る気動車を俯瞰する
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2013.3.6
伊藤 洋 (長野県)

【ガイド】国道117号の矢垂(やだれ)大橋上から、千曲川に沿って走る飯山線を一望できる絶景ポイント。広角〜望遠まで様々な構図で四季折々の飯山線を捉えることができる。橋上は歩道がないため、撮影時には十分注意してほしい。駅からは遠いが橋の南側にはコンビニエンスストアがある。

【レンズ】24mm

【アクセス】境駅を出て戸狩野沢温泉方面へ約300mほど進んだT字路を左折し、湯滝橋を渡ると国道117号線に出たら左折。 道なりに約2km進んだ地点に大橋が架かる。車なら上信越自動車道 豊田飯山ICから約21km

【国土地理院1/25,000地形図】野沢温泉

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

雪の立山をバックに編成写真を撮る
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2013.5.5
牧 光一 (愛知県)

【ガイド】春分からの日照時間の長い季節、ほぼ北に向いて走る下り「トワイライトエクスプレス」を順光で立山連峰をバックに撮れる。残雪の美しい時期は爽快な眺めである。

【レンズ】70mm

【アクセス】生地駅から県道2号魚津生地入善線に出て南に1.5kmほど。黒部漁港口交差点を左折し、県道53号若栗生地線を東へ400mほど行くと撮影地となる跨線橋がある。車なら北陸道黒部ICから県道53号若栗生地線を西へ5.3km。ただし、付近には駐車場はない。

【国土地理院1/25,000地形図】三日市

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

オーシャン色の117系を狙う
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2013.5.6
木内俊嗣 (奈良県)

【ガイド】和歌山地区で運転されている日根野区の117系は一日一往復奈良県の王寺まで顔を出すがその復路にあたる473Mを記録できるポイント。この列車以降は山の影に編成がかぶってしまうがお昼過ぎから夕方まで架線柱を気にせずに順光で撮影が可能だ。

【レンズ】50mm

【アクセス】掖上駅を出て右方向へ。踏切を渡り郵便局を右手に見て行くと突き当たりになるのでそこを左折。道なりに進み、10分くらいで家並みが途切れると左手に田んぼと線路が見えてくる。道路から田んぼに農道を少し進んだ周辺が撮影地。駅から徒歩で20分程度。車なら大和御所道路御所ICより県道118・133号経由で10分。

【国土地理院1/25,000地形図】畝傍山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

清流の河岸を行く予土線列車
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2013.5.4
名尾 優 (千葉県)

【ガイド】風光明媚な予土線は、列車本数こそ少ないが、魅力いっぱいの路線だ。沈下橋など、昔から自然のまま手を加えられていない様子がうかがえるのがこのポイント。作例の沈下橋は現在使用禁止だが、橋の付け根付近までは通行が許可されている。季節や川の様子によって、レンズ画角は豊富に選べる。

【レンズ】24mm

【アクセス】両駅から非常に遠く、列車本数も少ないので、徒歩でのアクセスは現実的ではない。車だと、国道381号のちょうど愛媛県と高知県の県境付近にあたり、広見川にかかる葛川橋付近がポイント。宇和島道路の宇和島朝日ICから40分以上かかる。

【国土地理院1/25,000地形図】江川崎

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

EF81貨物4075レを築堤で撮る
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2013.5.12
藤田高士 (大分県)

【ガイド】夏至の頃を除き、ほぼ通年良好な光線状態で、4075レを撮影できる。コキ8輌以上は最後尾が入らない。

【レンズ】50mm
 
【アクセス】坂ノ市駅から国道197号を幸崎方向へ40分くらい。細陸橋の先。幸崎佐賀関方面行の大分バスが使える。細または中細下車。本田川上流に陸橋が見える。東九州道宮河内ICから15分くらい。一帯は路が狭いので車の乗り入れは控えたい。

【国土地理院1/25,000地形図】坂ノ市

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

茶畑とキハ48
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2013.5.3
西田達哉 (奈良県)

【ガイド】栃原から川添にかけての大台町は伊勢茶の産地となっており、一面の茶畑が広がる。この時期は新茶の新芽が芽吹き特に若葉色が美しい。午後の遅い時間帯が順光となる。

【レンズ】70mm

【アクセス】栃原駅改札口を約100m直進した交差点を右折し南へ進み線路沿いの道路を川添方向に、途中2回踏切を渡ると国道42号と合流する。約50m先を斜め右へ小道を進み踏切を渡り、左へ行ったところが撮影ポイント。くれぐれも茶畑の中へは立ち入らないように注意したい。栃原駅から徒歩約30分。車なら紀勢自動車道勢和多気ICから約10分

【国土地理院1/25,000地形図】国束山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

減少する芸備線の広島色キハ40を記録する
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2013.5.12
板舛裕治 (広島県)

【ガイド】広島を出た芸備線は狩留家あたりから山間部に入り、三篠川と県道37号(広島三次線)と沿うように走っているが、川を渡る場面は少なくこの第1三篠川橋梁は希少スポットとなっている。

【レンズ】42mm

【アクセス】狩留家駅から県道37号に出て左(三次方面)へ徒歩約20分。車なら山陽自動車道広島東ICから県道70号線で上深川方向へ、37号線へ出て右へ、狩留家駅口の信号(点滅)から約2分ほどで自販機コーナーがあり若干の駐車スペースがある。インターから約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】可部・中深川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

美しい山々を背景に国鉄型を撮る
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2013.5.4
瀬戸康治 (神奈川県)

【ガイド】信越本線の新潟県内の区間は妙高山などを背景にしたポイントが有名だが、この区間は列車に対して逆光になってしまうため、代わりに苗場山を背景にすると具合がよい。新幹線開業が迫り経営も変わってしまうこの区間を走る国鉄型の去就も注目されるのでいまのうちに記録したい。

【レンズ】66mm

【アクセス】脇野田駅を北新井方向に進み川を渡ったところで右に曲がって川沿いの堤防を進み線路をくぐって再び堤防に上ったところがポイント。車なら上信越自動車道上越高田ICを出て高田新田交差点まで進み右折して脇野田駅前を過ぎて矢代川を渡った付近まで約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】新井

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

能登半島をバックに海岸線ゆく列車を
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2013.5.6
伊藤 洋(長野県)

【ガイド】能登半島をバックにエメラルド色の海沿いを走る氷見線を国道沿いに設けられた見晴しスペースから撮影できるポイント。雨晴駅から1kmほどの距離にあり、駐車スペースも完備しておりアクセスも容易。午前中、上り列車を順光で捉えることが出来る。

【レンズ】45mm

【アクセス】雨晴駅を出て左折し、国道415号線を高岡方面へ。義経岩を過ぎて500mほど進んだ所。雨晴駅から約1km。車なら能越自動車道高岡砺波道路高岡ICから約15km。

【国土地理院1/25,000地形図】伏木

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

カーブの外側から望遠レンズで迫力ある構図を
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2012.6.23
鈴木裕大 (神奈川県)

【ガイド】上り列車を望遠レンズで圧縮したアングルで狙う。貨物列車のような長大編成は全編成入らないが6〜7輌程度なら構図に収まる。701系や485系「ジパング」のような短編成が狙い目。また、後ろを振りかえれば下り列車も撮影可能。線路から十分距離をとって安全を確保してほしい。

【レンズ】400mm

【アクセス】前沢・平泉両駅のほぼ中間地点で、平泉駅から国道4号(平泉バイパス)経由で衣川を渡ったら北上川沿いの線路と並行する堤防の道を進む。撮影地のそばには石碑がある。徒歩約40分。車なら東北自動車道平泉前沢ICから約5分。

【国土地理院1/25,000地形図】古戸

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

「ソニック」の編成写真を
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2013.5.6
矢野鉄男 (熊本県)

【ガイド】吉富駅より徒歩20分ほどの場所で午前中が順光。30分おきにやってくる特急「ソニック」が主な被写体となる。縦アングルでも横アングルでも撮影が可能。下り線と上り線が離れており、下り線側はトラスト鉄橋になっている。

【レンズ】300mm

【アクセス】駅出口より線路下の通路を通り、駅の反対側にある吉富小学校前の道へ出る。道なりに北進して、直江交差点を左折する。前方に日豊線の線路が見えてくる。線路の下をくぐったところが撮影地。車なら東九州自動車道苅田北九州空港ICから約35分

【国土地理院1/25,000地形図】中津


【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

海沿いを往くオーシャンカラーの列車を撮る
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2013.5.6
小林明弘 (大阪府)

【ガイド】紀勢本線の白浜、新宮方面行き列車が午前中早い時間に撮影できるポイント。以前あった木製の展望台はなくなっているが、少し階段を下りた場所より撮影出来る。

【レンズ】105mm

【アクセス】両駅中間地点、国道42号にある、「井上梅干食品」から海側へ約2km。広場の奥の階段を下りる。阪和道、みなべICより国道42号へ向かい、42号を御坊方面へ。約2.5kmで「南部ロイヤルホテル」の看板に従い左折、細い道を道なりに進むと未舗装の広場に出る。広場の一番奥にある「千里観音」の看板に従い階段を下りると右側に撮影ポイントとなる視界の開けた場所がある。阪和道みなべICから広場まで10分。

【国土地理院1/25,000地形図】紀伊南部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

現在も活躍する近鉄最古参形式の特急車16000系
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2013.5.4
鈴木央文 (大阪府)

【ガイド】「藤井寺第四号踏切」は直線区間の下り列車や、カーブの続く区間を速度を落としてやってくる上り列車が撮りやすく、コンパクトデジタルカメラでも手軽に撮れるスポットです。特に写真のような上り列車の弧を描く姿が、綺麗な構図になりますが、5輌編成以上は後ろが切れます。逆に、下り列車は直線なので編成写真が撮りやすいですが、やはり長い編成は、国道と西名阪道の高架の影が入ります。なお、ここから踏切北側の道を、さらに東へ進むと、テレビでも取り上げられた澤田八幡神社境内を走る同線の姿を鳥居を入れて撮影できるスポットもあります。古市古墳群も含め、撮影がてらハイキングをするのも良いでしょう。

【レンズ】224mm

【アクセス】近鉄南大阪線藤井寺駅南口から線路沿いに東へ。最初の踏切を右折し、一つ目の信号を左折。住宅地を進み西名阪自動車道下の小さな踏切を渡り、さらに東へ線路に沿ったルートで。駅から徒歩約20分。西名阪自動車道藤井寺ICから約3分。周辺には駐車スペースが無いので、車でのアクセスは不可。

【国土地理院1/25,000地形図】古市

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

会津の山々を背景に「SLばんえつ物語号」の編成写真を
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2013.5.5
原田敬司 (兵庫県)

【ガイド】復路「SLばんえつ物語」号は、喜多方を出発すると慶徳越えのハイライトに向かい11.4‰の勾配にさしかかる。撮影地は「松野踏切」で周辺から直線区間が狙える。作例は遠近感を強調し編成主体に切り撮っている。踏切の進行方向右手からは四季折々の雄大な雄国山が見え、喜多方市内も一望できるので思い思いのレンズで切り撮ることが出来る。蒸気列車の通過時間は16時頃、年間を通じて撮影が可能である。車の進入は不可。農作業に支障が無ないように配慮してほしい。

【レンズ】48mm

【アクセス】喜多方駅を山都方向へ濁川を渡って北ノ窪を目指す。パナソニック社下の踏切を渡り直ぐに右折、道なりに進んだ約1km先の松野の集落を右に入った先の踏切が撮影地。車なら磐越道会津坂下ICから約30分。県道は駐車不可。遠方から歩くことになる。

【国土地理院1/25,000地形図】喜多方西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

四日市近郊でお手軽にDD51を撮る!
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2013.4.1
西田敏行 (大阪府)

【ガイド】全国でも活躍の場が少なくなったDD51形。しかし、名古屋方面と石油化学工業の発達している四日市の間で運行される貨物列車には、今もDD51形が充当され、本数も多く四日市周辺では短時間で多数のDD51形牽引の貨物列車を撮影出来る。その中で午前10時頃から正午過ぎにかけての貨物列車を順光で狙えるポイントが、「海蔵川橋梁」である。土手からの撮影となるため高いフェンスや目立った障害物もなく、安全かつ手軽に撮影することが可能である。電化区間ながらお手軽に撮影することが出来、四日市駅でレンタサイクル(1日120円)を借りれば他のポイントへの移動も楽に可能である。

【レンズ】100mm

【アクセス】近鉄阿倉川駅から南東方面へ約1.5km、JR四日市駅からだと駅東の国道23号を名古屋方面へ約2.5km。東名阪自動車道四日市ICから約9km。

【国土地理院1/25,000地形図】四日市東部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

陸橋から雄大な風景を入れて
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2013.5.5
名尾 優 (千葉県)

【ガイド】このポイントは日豊本線にかかる国道の陸橋から、ジオラマの中の模型を見るような気分で下り列車を撮影できる。また、夕方に反対側にカメラを向けると、上り列車も下ノ江駅を含めたジオラマのような風景が得られる。作例は下り列車。

【レンズ】85㎜

【アクセス】下ノ江駅のホームからポイントの陸橋が遠くに見えている。徒歩約20分。車だと国道217号(下ノ江バイパス)の下ノ江跨線橋を目指すといい。東九州自動車道の臼杵ICから15分ほど。また、大分佐賀関と四国を結ぶ国道九四フェリーのターミナルから25分ぐらい。

【国土地理院1/25,000地形図】臼杵


【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

波穏やかな播磨灘の大俯瞰
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2013.4.27
矢野鉄男 (熊本県)

【ガイド】播磨灘に浮かぶ通念島、松島をバックに高徳線の列車が撮影できる。香川県と徳島県の県境大坂峠へ続く県道1号線の途中にある。大坂峠入口より険しい峠道を進んでいくと、播磨灘が一望出来る爽快なロケーションが眼下に広がる。讃岐相生駅から約3㎞。徒歩30分程度。なお、特急停車駅である引田駅にはレンタサイクルがある。引田の古い町並み散策と合わせて利用したい。

【レンズ】157mm

【アクセス】讃岐相生駅前の国道11号を徳島方面に約500m進むと交差点(大坂峠入口)に到達する。交差点を右折して、大坂峠へ向かう。道なりに1㎞ほど進むと、高徳線が見渡せる場所がある。そこが撮影ポイント。讃岐相生駅より約3㎞。徒歩約40分。高松自動車道引田ICから20分程度。

【国土地理院1/25,000地形図】引田

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

近鉄の新鋭「しまかぜ」を撮る
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201.5.1
木内俊嗣 (奈良県)

【ガイド】大阪線の下り列車が徐々に高度を上げて行き布引山地を貫く新青山トンネルに向け力行していくシーンを広い風景の中で捉える。作例の「しまかぜ」のほか、さまざまな特急車輌など近鉄の標準軌線区で見られる車輌のほとんどを記録できる。線路がほぼ東西に伸びているので午前は下り、午後からは上り列車と順光になる時間に合わせて効率よく撮影に望むことができる。周辺は農作業車が行きかうので車の場合は駅そばの時間貸し駐車場を利用する。

【レンズ】50mm

【アクセス】青山町駅を下車、駅前ロータリーを過ぎると右に交番がある交差点に出るのでそこを左折。道なりに行くと10分ほどで家並みがなくなり左手に田んぼが広がってくる。中ほどにやや幅の広い農道がありそこを線路方向に少し入ったあたりが撮影地。徒歩で約15分。名阪国道上野ICより国道422号・165号経由で20分。

【国土地理院1/25,000地形図】伊勢路

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

朝日を浴びてラストスパートをかける急行「はまなす」
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2013.4.29
鈴木裕大(千葉県)

【ガイド】この区間は青森市街からも近く、ED79牽引による急行「はまなす」や寝台特急「北斗星」の撮影シーズンは沢山の撮影者が訪れる。急行「はまなす」が通過するのは5時30分頃で、撮影時期は4月の下旬から8月の中旬辺りまでとなる。光線は「はまなす」通過時は側面に日が当たり、午前中が順光。なお、「はまなす」の通過時刻は早朝のため、車か青森市街からタクシーの利用が現実的。

【レンズ】104mm

【アクセス】油川駅前から油川郵便局に向かう道へ左折し、そのまま津軽宮田方面へ線路に沿ったルートで約1km程進むと、土橋踏切に出る。その踏切の目の前にある西田沢保育園から約200m程線路沿いの道を進むと道が右手にカーブし、目の前に田んぼが見えくる。カーブに差し掛かってすぐの田んぼの目の前の道から撮影する。徒歩約15分ほど。車なら青森市街から国道280号経由で約6km。青森自動車道青森中央ICからは約12km。

【国土地理院1/25,000地形図】油川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

手稲運転所から札幌へ向かう列車の撮影ポイント
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2013.4.27
佐々木裕治 (北海道)

【ガイド】追分通りが函館本線をオーバークロスする跨線橋の歩道橋から、札幌方面に向かう下り列車を撮影する。札幌市内にあって比較的すっきりしており、定期列車の他に、札幌運転所から札幌駅へ回送される列車が通るので、特急列車の回送を含め運転本数は極めて多い。午前中が順光で、使用レンズは、広角から標準系。架線を画面内でうまく処理したい。

【レンズ】45mm

【アクセス】発寒駅手稲方へ向かって約10分。札幌西ICから約5分。

【国土地理院1/25,000地形図】札幌北部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

城端線の春を撮る
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2013.4.28
名尾 優 (千葉県)

【ガイド】ここは、ロケーションのいい城端線の春を感じさせるポイントのひとつ。沿線には柿の木が点在し、作例は新緑の葉が出始めた時期だが、秋に柿の実が美しく色づく頃にも、ぜひ訪れてみたい。踏切付近から安全に撮影できる。午後から夕方にかけて順光になる。

【レンズ】90mm

【アクセス】越中山田駅を下車したら、線路に沿った道を城端方向に歩くと、東海北陸道の下をくぐ、間もなくポイントの踏切に達する。踏切名は「大塚踏切」(27km878m)徒歩で4〜5分程度。車だと東海北陸道の福光ICのすくそば。付近の農道は狭く、農作業の支障とならないように、安全な場所に駐車して、徒歩でアクセセスしてほしい。

【国土地理院1/25,000地形図】城端

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。