〈SL春さきどり号〉の力行ポイント
2009.2.11
鈴木達也(神奈川県)
【ガイド】袖ケ浦を発車した列車は田園地帯の直線コースを駆け抜け、浮戸川の橋梁を渡る。橋梁の袖ケ浦寄りの土手から築堤を狙うと、上り勾配を力行する迫力あるシーンを捉えることができる。300mほど巖根寄りの小櫃川の築堤は通信ケーブルが煙突に重なってしまうので、好き嫌いがあるが、ここならうまくかわせる。背景の工場は煙で隠れてしまうので問題はない。晴れれば順光となる〈SL春さきどり号〉運転区間のハイライトだ。作例では架線柱が機関車に重なっているが、無理なくかわせる。
〈SL春さきどり号〉
千葉みなと12:48→五井13:28-13:30→姉ヶ崎13:41-14:26→木更津14:51
〈DL春さきどり号〉
木更津9:15→姉ヶ崎9:48-10:58→千葉みなと11:57
運転日:2009年2月13〜15日
【レンズ】40〜100㎜程度
【アクセス】袖ケ浦駅から線路と並行するルートをとって約15分。車ならアクアライン木更津金田ICから約10分。アクアライン経由の高速バス(袖ケ浦バスターミナル下車)も利用できる。
【国土地理院1/25,000地形図】奈良輪
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。