緩やかなSカーブを駆け下る列車を狙う
2004.11
山下 遼(神奈川県座間市)
【ガイド】折原と寄居のほぼ中間地点。荒川を見下ろす高台の中腹を駆け下る列車を狙う。折原を出た列車はしばらく直線を走ったのち、河岸段丘の上からSカーブを描きつつ下りこみ、荒川を渡る橋梁に至る。通常、作例のDE10の位置にある踏切付近から、カーブした大築堤を登ってくる上り列車を撮影するポイントだが、下り列車も撮影可能。運動公園の隅の木立ちの脇から撮影するのだが、終日光線状態は悪い。薄曇のがいいだろう。
【レンズ】85mm
【アクセス】 寄居駅から荒川にかかる正喜橋を渡り、鉢形城跡への坂道を上る。城址の西側にある踏切を渡り、運動公園を目指す。運動公園のトラックの脇に秩父鉄道の貨車を利用した用具入れがある。その裏が撮影ポイント。徒歩で40分。車でも同ルートで運動公園に至る。車なら秩父鉄道、東武東上線と掛け持ちも可能。
【その他】Sカーブの築堤の寄居方の踏切脇に、蒸饅頭の店があり、小腹がすいた時にのぞいてみるといい。1個100円前後。なかなか美味。秩父鉄道樋口駅裏手の山の上にある「かんぽの宿 寄居」は日帰り入浴も可。屋上の露天風呂から秩父鉄道が見える。
【国土地理院1/25,000地形図】寄居
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。