鉄道ホビダス

両毛線/桐生—小俣

水温む桐生川土手を行くEF64 42&EF81 95牽引の「お座敷列車浪漫」
EF64_42&EF81_95Roman-Kiryugawa7.jpg

2005.4.10
木村成崇(群馬県桐生市)

【ガイド】両毛線はふだんは115系や211系そして107系の普通列車が走るだけのローカル線ですが、団臨やジョイフルトレインにとっては高崎線・上越線方面と東北本線(宇都宮線)そして水戸線を介して常磐線方面へ向かう短絡線としての役割を持つ重要幹線です。その特別列車の全編成を大迫力のパノラマ撮影で収められる場所がこの桐生市菱町1丁目宿島の桐生川土手です。両毛線は高架線の桐生駅を出発し、群馬・栃木の県境へ向かって地上へ下りてきます。その接点になるのが桐生川の土手です。3箇所撮影できるポイントがありますが、中でも一番良いのはこの写真の菱町側桐生川の河原から右カーブをしてくる両毛線の下り列車を撮影するポイントです。長い列車には特に有効なポイントでダイナミックな編成写真を撮影することが出来ます。この付近の桐生川は川底が浅いため誰でも安全に撮影出来ます。なお、桐生川の水位によって撮影出来る場所が若干変わってきますので川の水に入っても良い様に長靴等を持ってくると良いでしょう。

【レンズ】タムロン28〜300mmF3.8〜5.6 Aspherical LD 焦点距離150mm相当

【アクセス】両毛線桐生駅から路線バスの「おりひめバス」菱線に乗り「宿ノ島橋北」バス停で下車。宿ノ島橋土手の「KRゴルフセンター」入口の市道へ入って200mほど行ったところが撮影地。もしくは桐生駅でレンタサイクルを借り南口より直進。3つめの信号を左折し1Kmほど直進。左折した信号から7つ目の信号を斜め左へ入り両毛線の第一桐生街道踏切を渡り「城の岡住宅団地」の標識を左折。宿ノ島橋を渡り、すぐの土手の道へ入ると撮影地。桐生駅から路線バスで10分。自転車で30分ほど。車では東北自動車道佐野藤岡ICより国道50号線を前橋方向へ約30Km進み、桐生市広沢町の国道50号線・国道122号線との分岐点を国道122号線側へ入り広沢町4丁目交差点を右折。渡良瀬川の昭和橋を渡り突き当たりの境野町1丁目交差点を右折。そこからすぐの三菱自動車の中古車販売コーナー脇の市道へ左折し、突き当りを右折。両毛線の第一桐生街道踏切を渡り「城の岡住宅団地」の標識を左折。宿ノ島橋を渡り、すぐの土手の道へ入ると撮影地。
佐野藤岡ICから約1時間ほど。

【国土地理院1/25,000地形図】桐生

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。