鉄道ホビダス

上越線/水上─湯檜曽

「大穴大カーブ」を行く列車を狙う
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2000.5.3
木村成崇(群馬県桐生市)

【ガイド】上越線の水上〜越後湯沢の「上越国境越え」で下り線の群馬県側最後の「屋外お立ち台」がこの「大穴大カーブ」です。水上駅を発車した下り列車は第6〜8利根川橋梁を渡り、大穴スキー場の前を通過後、この国道291号線のガード下の右急勾配の大カーブに差し掛かります。そして、ここから300m先の湯檜曽駅で新清水トンネルに突入します。列車は車体を勾配とカーブで大きく傾かせながら通過します。主にここは電車向けの撮影地で、特に183系・185系や485系3000番台、そして583系等の団臨が昼間に上越国境越えをする際に列車正面を撮影するとトレインマークを入れた大迫力な通過シーンを納めることができます。なお、客車ジョイフルトレインや夢空間などのブルートレイン団臨牽引のELをここで撮影するとELの正面の迫力あるシーンを撮影することは出来ますが、客車がメインで撮影するという場合には列車の後方が切れてしまいます。客車列車を撮影する場合は最後尾の後打ち撮影も考慮して撮影するとよいでしょう。もちろん、上り列車撮影にも大変によい撮影地です。

【レンズ】 シグマ28〜200mmF3.8〜5.6 焦点距離150mm相当

【アクセス】水上駅より関越交通路線バス「谷川岳ロープウェイ行き」もしくは「宝川温泉・宝台樹スキー場行き」で「大穴」バス停下車。バス停前が撮影地。水上駅から約10分ほど。車では、関越自動車道水上ICより国道291号線を約5Kmほど直進。大穴スキー場を過ぎた上越線跨線橋下が撮影地。なお、そばに駐車スペースがないので注意。

【国土地理院1/25,000地形図】水上

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。