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長いこと運休していた札幌・藻岩山のロープウェイが昨年12月にリニューアルして復活した。以前はロープウェイの終点から頂上まではリフトがあったようだが、リニューアルのお知らせを見ると、代わりに「ミニケーブルカー」が出来たという。ただ、そのイラストにはロープウェイのゴンドラが地上を走るような、実に不思議な乗り物が描かれていた。
ミニケーブルカーは「もーりすカー」と呼ばれるもので、線路の長さは233.47m、高低差72.38m。「もーりす」というと昔の英国の自動車メーカーのようだが、ここでは藻岩山のマスコットキャラクターの名前らしい。
2輌連結の台車のうえに櫓が組まれ、それぞれにロープウェイのゴンドラそのものが吊るされている。バリアフリー対策ということなのだろう、ホームには大掛かりな可動式のタラップが設けられている。
車内に入るとゴンドラの製作者として新しいロープウェイではお馴染みのスイスCWA社の銘板が貼ってあった。
軌道を覗き込むと、台車の前に簡単なスノープラウが付いていた。
どういうわけでこの乗り物が導入されたのか分からないが、一つ利点として考えられるのは、起点・終点2つ駅で傾斜が違っても、ケーブルカーやスロープカーと違って、吊るされたゴンドラは水平が保てるという点かなぁ、と思ったが、定かではない。
2012.10.23作成(撮影はすべて2012.2)