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NS-15(2004B/両端M台車)
軸距:1500mm 車輪径:660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
筑豊電気鉄道2000形の両端M台車(組み合わされる連接T台車はNS-15A)。もともとは西鉄北九州線の1000形連接車のうち、日車製のものを中心に組み合わされた台車で、モーターは2個。写真では判らないが、揺れ枕の上に左右動ダンパーを装備しているとのこと。これは高速運転で知られた北九州線での運用を考慮してのことだろうか。
筑豊電気鉄道では西鉄からの譲渡車である2000形(3車体)の一部と、2000形(2車体)の機器を再利用した3000形全車で使用されていたが、2006年頃から3000形を新造台車に交換、その発生品により2000形はNS-15/NS-15Aに統一されたようだ。
「レインボー電車」として編成ごとに違う塗色になった2000形。この2004の編成はもともとは日立製KL-13を履いていたが、塗色変更と前後して台車が交換されている。 2011.5.25 西山 P:高橋一嘉
LINK 西鉄 路面電車
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2012.11.12作成