鉄道ホビダス

S-TR59 / JR四国8000系試作車

 
599:S-TR59
S-TR59(T台車/8001)
軸距:2250㎜ 車輪:810㎜
軸箱支持:積層ゴム+コイルばね 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

 1992年に登場したJR四国初の特急電車8000系の試作車のうち、流線型先頭車の8001号が履くT台車(8101・8201が履くM台車はS-DT59)。2000系気動車と同じくコンピュータ制御の空気圧シリンダにより車体の振子動作をスムースに行う制御付き自然振子方式を採用しているが、振子機構は曲線ガイド式となった。牽引装置は一本リンク式。基礎ブレーキ装置はディスクブレーキ(M台車は車輪側面取り付け)。また、130km/hを超える速度域からの非常ブレーキとして、試験的に吸着型渦電流式レールブレーキを装備していた。
 なお、その後登場した8000系量産車では形式が変更され、S-DT60/S-TR60となっている。
A limited express train of Shikoku Railway Company, 8000 series. A 1992 debut.
JR四国8000系:RailMagazine108号参照 1992.5.26 日本車輌製造(豊川) P:RM

LINK これまでに収録したJR四国の台車

このweb上のすべての画像は個人でお楽しみになる以外の使用はできません。