TR69(T台車/クハ106-2)
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:空気ばね
DT32/TR69系台車は1962(昭和37)年登場の交直流急行型電車451・471系から採用された、国鉄の電車用空気ばね台車のロングセラー。それまでの空気ばね台車であったDT23/TR58(151系)、DT24/TR59(153・157系)に比べ、下揺れ枕を省略したインダイレクトマウント構造を採用、加えて大径心皿の採用により側受を廃止したもので、以後改良を重ねつつ165系、481系、181系100番代、581系などから185系までの国鉄急行・特急型電車(381・781系を除く)、さらに117系など一部の近郊型にも採用された。基礎ブレーキ装置はM台車:踏面片押し、T台車:ディスクブレーキ。
写真は165系から転用されたJR東日本107系電車のDT32/TR69。
新塗色に衣替えした日光線用107系電車。 2009.3.19 小山車両センター P:RM(新)
日光線用107系については次号のRailMagazineで紹介の予定です。
2009.3.26作成
LINK これまでに収録した国鉄電車用台車